バラエティ番組「開運!なんでも鑑定団 新春スペシャル」(テレビ東京系)が1月4日に放送される。新年の幕開けを飾る〝お宝〟が日本全国から集まるらしく、番組史上最高の鑑定額が出るのか、期待も高まる。
同番組は、さまざまな依頼人が持参したお宝を専門家が鑑定して値段をつける番組。高価だと思われたものが安価だったり、その逆のパターンもあったりと、まさかの鑑定額に驚かされることも少なくない。
番組HPによると、歴代鑑定額の第1位は2005年9月放送の柿右衛門様式の壺の5億円。第2位は19年4月放送で紹介されたミレーやクールべなどの絵画15点で、総額4億3000万円。第3位は01年4月に放送された世界のポスター122点で、総額3億5000万円。第10位までは全て1億円以上と、自宅に眠るお宝にも夢が膨らむ。
一方、悲劇も起こっている。15年10月の放送回では、骨董収集歴20年の依頼人が退職金400万円をつぎ込み、骨董仲間から「唐三彩の小壺」など4品を購入。ところが、鑑定団が出した鑑定額はたったの4000円。驚きの金額にスタジオは騒然となり、依頼人もかなりショックを受けていた。
「今回の放送は『新春スペシャル』なだけに、かなりのお宝を期待できそうです。番組史上最高額の5億円は難しいとしても、1億円を超える鑑定は出るのではないでしょうか。また、タレントの島崎和歌子もお宝を持参します。島崎といえば、断捨離魔としても有名。19年5月放送の『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)では、『家に何も置きたくない』という理由からソファや電子レンジ、炊飯器、照明も捨てたことを明かしています。家にあるのはテレビ、テーブル、椅子ぐらいだとか。その島崎が捨てずに大切に持っているお宝とあれば、期待が高まります」(芸能記者)
果たして、スペシャルな鑑定額が飛び出すか。
(石田英明)