「今でも妻を愛しています」
騒動の火付け役となった「週刊文春」にて謝罪インタビューが掲載されたものの、なかなか鎮火しそうにない。アンジャッシュ渡部建が起こした「不貞騒動」はいまだにくすぶり続づけている。
「6月27日に放送された『さんまのお笑い向上委員会』(フジテレビ系)では、明石家さんまが渡部の不貞問題と活動自粛に触れて、『俺やったらテレビに出て、スポンサーが「降ろしてくれ」って言うまで出るけども』などと発言。お笑い芸人なら、この程度のことは笑いに変えるべき、というように、渡部を擁護するスタンスを見せました」(芸能ライター)
だが、ネットの反応は相変わらず、《さんまさんがフォローしても許せない!公共の場である多目的トイレを利用していたことが問題》《相手の女性に1万円をわたして性行為だからね。要は買春。笑いで済む話ではない》などなど、渡部バッシングが後を絶たない。
だが、その一方で、パパ活市場には意外な「渡部効果」をもたらしているという。いわゆる「1万円情婦」が急増しているのだ。
「特に多いのは、20代〜30代の若い奥様系ですね。援助希望の書き込みが多いマッチングアプリでは『1回1万円で。多目的トイレでもOKです(笑)』なんて不謹慎な書き込みがやたら見受けられるようになったんです。明らかにアノ騒動をネタにしたコメントですが、これが意外と世の男性には魅力的に映るんだそうです」(夜の情報誌ライター)
マッチングアプリ歴3年という自称「渡部パパ」の30代男性会社員は言う。
「たった1万円で、渡部さんのように女性を“性処理”の道具として扱えるなら、夜のお店で遊ぶよりずっとスリリングじゃないですか? それにマッチングアプリで知り合う奥さんには、夫と離婚したくて仕方ないという人も多い。いわばコロナ離婚の一歩手前まで進んだという話をよく聞きます。一歩間違うと、別れたあとで『結婚を前提に交際しましょう』なんて本気で恋をされそうで怖いんですよね」
つまり、もともと不貞願望を持っていた既婚女性が、コロナ禍で不貞願望をためにためこみ、緊急事態宣言解除後に遊びまくっているということか。その時に受け取る1万円は性の対価ではなく、「ワリキリ」であると自身を納得させるための“口実”のように見える。
それを裏付けるように、28歳の専業主婦はこう話す。
「これまでは欲求不満の解消を兼ねて、“ソレ専用”の男友達を作っていたんです。火遊びを楽しんだうえ、1万円のお小遣いをもらえるとなったら、主婦としてはほんと一石二鳥の有難い話なんです。いま妻子ある男性2人と不貞中なんですけど、今度から1回会うたび、1万円ぐらいもらおうかしら」
あの“グルメ王”渡部もやっていたんだから…という理由で密かに増え始めた「1万円情婦」。かつては金銭目的の既婚女性が、3万円程度の交通費を請求していたというから、かの不貞スキャンダルが「パパ活市場」におよぼした影響はかなり大きいと言えよう。
(降矢公平)