「違うだろ!!」豊田真由子“復活劇”の舞台裏「上場PR会社の強力援護で…」

「やはり“このハゲー”が強烈すぎましたからね。とくに髪の薄いスタッフは戦々恐々としていたようですが、実際に会ってみると、とても腰が低くて物腰もやわらかい。『本当にあんな発言したの?』とみんな首をかしげていましたよ。3月にお昼の番組に出演した際、坂上忍さんがブラマヨの小杉さんとそのまんま東さんを指して『ハゲ2人用意しています』と言ったのがよかった。収録にはすっかりリラックスして臨んでいますよ」

 フジテレビ関係者が明かすのは、豊田真由子さんが舞台裏で見せた意外な“素顔”だ。豊田さんといえば、「東大卒」「厚生省(現・厚生労働省)のエリート」「ハーバード大留学」といった華麗なキャリアを引っさげて2012年に衆院選で初当選。さまざまな要職に就いて、「さあこれから!」というタイミングの2017年、男性秘書への「このハゲー!」「違うだろ!!」という暴言がクローズアップされ、暴行と傷害の容疑で書類送検されてしまう(のちに不起訴)。

「2018年の選挙には無所属で出馬するも落選。選挙事務所で、敗戦の弁を求められた豊田氏が、カメラの前で『本当に一生懸命、私なんかのために…』と涙ながらに支援者への感謝を口にしていたのが印象的でしたね。じつは以前から、豊田氏が男性秘書に詰め寄った際の言葉とされる『あるんでちゅか〜!』という赤ちゃん言葉が、一部のネット民の心に刺さったらしく『まゆちゃんをいじめるな』『まゆゆがんばれ』といった励ましの声も見られていました。3月から出ている番組では、ピンクや赤の女性らしい衣装で、フワッとしたヘアスタイルもさわやかな印象を与えています。『イメチェンしてかわいくなった』という声が聞かれ、何より官僚時代、新型インフルエンザ対策に関わったという経験を生かしたコメントが『わかりやすくていい!』と評判になりました。今回の“復活劇”を多くの視聴者が温かい目で受け止めているのも理解できます」(ネットウォッチャー)

 そんな豊田さんは5月17日付の「スポーツ報知」に登場。インタビュー記事で、2017年の「このハゲ〜!」騒動についてこう振り返っている。

「あれは確かに私の声なんですが…。あんなふうになったのは人生一度きり。何を言っても遅いのですが、ただただ猛省しています」

 さらに議員時代は睡眠時間が2〜3時間だったことや、騒動の後は体重が30キロ台にまで落ち込んだ“ドン底エピソード”を告白。3月9日に番組出演した際はかつての支援者から「泣きながら見たよ」と連絡が入ったことを明かしている。実際の紙面には見出しの上に「違うだろ!!」という爆弾風のフキダシがいくつもあって、今ではすっかりあの騒動と向き合っているような印象すら受ける。一応のミソギを済ませ、今後はコメンテーターとしてテレビにバンバン出そう…との憶測を寄せるのは、前出のフジテレビ関係者だ。

「じつは豊田さんには強力な支援者がついています。一部上場もしているPR会社の社長で、その会社は元日本代表のサッカー選手もマネジメントしています。その会社の名物社長が、昔から豊田さんと知り合いらしく、収録に付き添うこともあるそうです。仕事の関係というより、女同士の友情みたいな感じですかね。コメンテーターとして慣れない生放送の収録に挑む豊田さんにとっても大きな心の支えになっていると思いますよ」

 その名物社長と思しき人物は3月にツイッター上で《彼女は毎回スタジオには大量資料を持ち込む。資料にはぎっしり赤ペン。本当の努力家だ。頑張れ!》(原文ママ)とつぶやいていた。

 緊急事態宣言の解除によって、全国各地では「気のゆるみ」からくるコロナ拡大の第2波が懸念されている。今こそ豊田さんの「気のゆるみ、違うだろ〜!!」という力強いコメントが聞きたいものだ。

(竹下光)

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