自覚はあってもそれを直すのは難しい!?
ピン芸人の三瓶が2月3日に放送されたバラエティ番組「しくじり先生 俺みたいになるな!!」(テレビ朝日系)に出演。「嫌なことから逃げまくっていたら何もなくなっちゃった先生」として教壇に上がるも、視聴者からはツッコミが殺到した。
三瓶といえば、親交のある平愛梨の夫でサッカー日本代表の長友佑都選手(トルコ1部・ガラタサライ所属)の専属料理人見習いになるためトルコに移住したものの、心が折れて2カ月余りで帰国。その結果、テレビのレギュラーが0本になり、福島県の実家で貯金を切り崩す日々を送っているという現状を明かした。
トルコの件だけでなく、フリーター時代や芸人人生を振り返ると今までも嫌なことから逃げて生きてきたため、逃げ癖がついてしまったと話し、最後に逃げ癖がついてしまっている人へ「『楽をしたい』と選んだ道は楽しくない」というメッセージを送って、授業を終えている。
しかし、レギュラー出演者のオードリー・若林正恭から「直ってないじゃん」「今も何もないんですよね」とツッコまれたように、視聴者からも「この人は先生じゃなくて、絶賛しくじり中の人じゃね?」「しくじり先生って少しは復活したり、その失敗を教訓として頑張ってる人を呼ぶんじゃないの」「逃げ体質もそうだけど、まずは先輩への態度を改めるべき。心構えも全然変わってないでしょ」と、ツッコミの嵐となっている。
「同じ失敗を犯さないように、しくじり先生が過去の経験を教えていく番組ではありますが、今回は先生役の三瓶がそれを改善できているとは到底思えなかったため、説得力に欠けるという指摘が多く見られています。三瓶も自身のしくじりの1つに『何もできないのにプライドが高い』ことを挙げていましたが、それも仕事が少ない原因でしょう。昨年9月放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)で、ダウンタウンの松本人志や、中居正広にトルコの件をツッコまれると不貞腐れた態度を取り、視聴者から反感を買っていましたが、今回の番組でも共演者からツッコまれるとムスッとした返しをしていたのが目立っていました。自己分析はしっかりできているのに、全く直っていないようでしたから視聴者が違和感を抱くのも無理からぬところでしょう」(エンタメ誌ライター)
現在ブレイク中で、どことなく三瓶と同じ匂いがする宮下草薙の草薙航基からも「こう(三瓶のように)はなりたくないな」「そもそももっとお腹から声出さないと…」と言われたい放題だっただけに、まずは生まれ変わった姿を見せて、世間を見返してほしいところだ。
(田中康)