「フジはお金あるなぁ」寺島しのぶ、ドラマ「悪魔の手毬唄」の予算に驚愕

 12月21日放送のドラマ「悪魔の手毬唄〜金田一耕助、ふたたび〜」(フジテレビ系)。金田一耕助を演じる主演の加藤シゲアキには疑問の声が上がっているが、古谷一行や寺島しのぶら実力派の俳優が脇を固め、ドラマそのものは高い注目を集めている。

 そんな中、12月15日には加藤ら出演者が出席し、製作発表会見が行われた。そこで寺島しのぶから飛び出した発言が金田一耕助ファンを驚かせている。

 寺島が演じるのは、物語の中心となる温泉旅館・亀の湯を切り盛りしている青池リカ。寺島によると、この亀の湯を始め、全国各地でロケを行い、また豪華なセットも建てられたという。「下田に蔵を造った。フジテレビさんはお金あるなあと感じました」と話している。

「これに金田一ファンは驚くこととなりました。というのも、蔵は亀の湯と違って物語上、それほど重要な場所ではないからです。蔵が登場するのは、リカの娘である里子が訳あって土蔵に住んでいるため、そのシーンか、蔵の壁に老婆の影が写るシーンのどちらかでしょう。そのためにわざわざ蔵のセットを造るとは、フジテレビは思い切りましたね」(テレビ誌ライター)

 それだけ同ドラマに力が入っているということだろう。大いに期待してよさそうだ。

「余談ですが悪魔の手毬唄は岡山県が舞台で、石坂浩二が主演した映画『悪魔の手毬唄』のロケは山梨県で行われました。亀の湯は一般の家が使われ、今も残っています。今回のドラマでこの家が亀の湯として使われたのかどうか、金田一ファンは気になっているようです。寺島によると『(撮影のため)いろんな所に行った』そうですから、可能性としては十分あります。この点も放送が楽しみですね」(前出・テレビ誌ライター)

 放送前から何かと注目を集めている「悪魔の手毬唄」。本番にも期待したい。

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