永江朗一覧

永江朗「ベストセラーを読み解く」現役世代2割減で生活激変 16年後の日本は地獄だッ!

 人手不足が深刻だ。あらゆる業界、業種で人が足りない。なじみの飲食店主は「いくら募集してもスタッフが来ない」と嘆く。定休日を増やしたり営業時間を短縮したりして対処する飲食店や小売店もある。大工不足で家...

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永江朗「ベストセラーを読み解く」戦後日本の闇の部分を描いた悲しくも愛おしいミステリー

 シリアスな純文学からユーモラスな青春小説、クライムノベルまで幅広い作品を書いてきた吉田修一であるが、今度は本格ミステリーに挑戦した。  舞台は長崎県北西に位置する小さな島。個人が所有するプライベー...

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永江朗「ベストセラーを読み解く」村上春樹の新訳で蘇った男女の三角関係を描いた名作

 82年「悲しき酒場の唄」(白水社・西田実訳)として親しまれてきた名作が、村上春樹の新訳に山本容子の銅版画を添えてアップデートされた。カーソン・マッカラーズは現代アメリカ文学の伝説的な作家で、1917...

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永江朗「ベストセラーを読み解く」綾波レイと付き合ってた!? 杉作Jの文章はクセになる

 杉作J太郎とは何者なのか。漫画家、編集者、エッセイスト、放送作家、映画監督、俳優。元芸人で元ラッパーでもある。  最近はさらに新たな肩書が加わった。ラジオDJである。故郷、四国の松山に帰り、地元の...

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永江朗「ベストセラーを読み解く」兵器を売り様々な物資を得る 北朝鮮が「死の商人」化!?

 わかりにくいタイトルかもしれない。副題の「日本列島に延びる中露朝の核の影」が本書のポイントを表している。  手嶋龍一と瀬下政行による国際関係をめぐる対談である。手嶋龍一は外交ジャーナリストで作家。...

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永江朗「ベストセラーを読み解く」転落への恐怖が支配する!? 芥川賞作家が描く不条理社会

 言ってはいけないこと、書いてはいけないことが増えている。ただし、傷ついたり不利益をこうむったりした当事者が抗議してくることは稀で、たいていは第三者、つまり赤の他人が「不適切だ」と言いつのる。しかも匿...

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永江朗「ベストセラーを読み解く」67年のベストセラーが文庫化 大ヒットの理由は小説の魔力

「百年の孤独」がバカ売れしている。もちろん焼酎ではなく、G・ガルシア=マルケスの長編小説の文庫版である。  冷静に考えると奇妙なことだ。たしかに20世紀世界文学の最高傑作と言われる。原著は1967年...

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永江朗「ベストセラーを読み解く」光秀が「敵の資金源」を探る「戦国経済」を描く歴史小説

 この小説は戦国時代の「ミッション:インポッシブル」だ!  舞台は戦国時代も終わりに近づいた永禄12年(1569年)。織田信長は上洛し、天下統一への歩みを着実に進めている。  信長にとっていま必要...

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永江朗「ベストセラーを読み解く」パーティー券購入は寄付集め 裏金問題火付け役の教授が喝

 自民党総裁選のポスターを見て愕然とした。目立つ位置に田中角栄と安倍晋三の写真が使われている。田中は金権政治の代名詞。安倍は政治資金パーティー問題の火元となった派閥の領袖。こんな写真を恥ずかしげもなく...

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自身初の新作歌舞伎脚本!京極ワールド全開ミステリー/永江朗「ベストセラーを読み解く」

 本書は京極夏彦の小説家デビュー30周年を飾る長編ミステリーである。しかも「葉不見冥府路行」という副題が示すように、歌舞伎のために書き下ろされたもの。松本幸四郎や中村勘九郎、中村七之助によって、8月、...

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