気象庁によると、今年の夏は全国的に暖かい空気に覆われやすく、気温は高くなるという。特に関東甲信・東海・北陸・近畿で平年を上回る確率がかなり高くなると見られている。つまり、あのうんざりするような暑さに見舞われるということだ。
昨年の猛暑を思い出して、「今年もか…」と今から気が重い人も多いだろうが、天候ばかりはどうなるわけでもない。ならば、今から「暑さ対策」をしっかりと準備しておこう。
昨年はワークマンの「アイスマン水冷服」や「ペルチェベスト」が爆売れしたが、これらは小型ながらも専用のバッテリーを持ち歩かなければならず、作業時はともかく、普段使いにはやや面倒とも言える。
もう少し気軽に暑さ対策ができないものか、と頭を悩ませている人に朗報だ。実は、ワークマンには、暑熱リスクを低減する「暑熱フーディ」(2900円)があるのだ。
同商品は、ファスナーやファスナーの引手、ロゴマークが紫外線に反応して色が変わる「UVチェッカー」機能を搭載。紫外線の量を可視化できるのが特徴だ。また、裾から脇下までファスナーで開閉でき、背中にもベンチレーションを装備。さらに、最大の特徴とも言えるのが「360度プロテクト」で、これは、ファスナーの引手をフーディの最上部まで上げると、頭部と顔がすっぽりと袋で包み込んだような形になる仕様。まるで目も鼻もない覆面をしたような見た目になるが、生地全体に施された小さな穴により、通気性はもちろん、視界も確保される。
ワークマンにはまた、2年連続20万点が「即完売」したという伝説の商品もある。UVパーカーだ。こちらはサンバイザー、マスク、アームカバーが一体化しており、紫外線や熱気から身体をガード。価格も1900円(「クールUVサンシェードパーカー」)とお手頃なので、今年も「即完売」が予想されている。
まだ春先ということもあり、真夏の暑さを実感するのは難しいが、そろそろ暑くなってきたなあと感じたときには「売り切れ」の可能性が高い。こまめに公式サイトをチェックするなどして、出遅れないようにしたい。
(ケン高田)