輪島塗のお椀に神戸牛が乗せられ…大阪万博「3850円のえきそば」は高いか安いか大論争!

 大阪・関西万博の会場で提供される「究極のえきそば」の価格が高すぎると批判を浴びている。

 究極のえきそばは、地元でえきそばや駅弁を販売する「まねき食品」が、万博会場の「静けさの森」前の店舗で販売する。和風だしをベースに、ホタテやハマグリのエキスを加え、麺は中華麺を使用。そこに神戸牛と温泉卵が乗せられる。批判の元となった価格は、3850円(税込み)だ。

 豪華な具材が使用されてはいるものの、えきそばが3850円もすることから、《さすがに高すぎる》という声が飛んだ。まるか食品の社長は、産経新聞の取材に対し「食べてもいないのに批判するのは無責任」と怒りをにじませており、輪島塗のお椀に盛る特別な一皿であり、「適正価格」だと強調している。また、同紙は「万博という特別な空間で味わう体験」という観光社会学などを専門とする立命館大学の遠藤英樹教授の意見も紹介しており、「高額すぎるという批判は的外れ」としている。

 だが、下記のようにXユーザーは納得がいかないようだ。

《万博という特別な場所で食べるから、と言っているが、他の商品は1000円台なのはなぜ》《輪島塗は食べられないから(笑)》《材料がどうとかじゃなく「えきそば」として高すぎるって話》

 万博はもうすぐ開幕する。究極のえきそばは高いのか安いのか、まるか食品の社長の言うように、実際に食べた人の感想も聞きたいものだ。

(ケン高田)

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