「カブスとドジャースの見分けもつかんのか」「ぜんぜん理解してない」「去年韓国シリーズ行ったのに…」などと視聴者を呆れさせたのは3月18日放送の「情報ライブ ミヤネ屋」。この日に東京ドームで行われるドジャースとカブスのMLB開幕戦の直前の模様を中継で伝えたのだが、司会の宮根誠司が大失態をおかしてしまう。
午後3時過ぎ、「試合開始まで4時間」というテロップとともに東京ドームの中継映像が映し出された。グラウンドではブルーのウェアを着た選手たちが練習を行っており、これに宮根は「カブスの選手が練習しているんですかね」と述べて、元メジャーリーガーで野球解説者の高橋尚成氏に「メジャーリーガーの人って、練習時間ってとってもリラックスした感じでバッティングケージに入って楽しそうにやってますよね」と語りかける。高橋氏はいつもは音楽をガンガンにかけていると説明し、「今はでもアーリーワークなので音楽は切っている」と解説した。
ここで再び宮根が「カブスの選手ですよね?」と切り出すと、高橋氏は「ドジャースの選手じゃないですかね」と否定。宮根はバッティングゲージの後ろにいる選手を指して「ドジャースですか。向こう、ゲージの後ろにLAのパーカーを着た…」とつぶやけば、高橋氏は「マンシーかな。コーチじゃないですよ。マンシーという選手ですね」と説明した。宮根は「色が一緒なんでよくわからないですね、カブスとね」とボヤいていたが、ネット上では「LAはドジャースやろ」などとツッコミが殺到していた。
「実は宮根さんは14日の放送でもカブスについて『ナショナルリーグの東地区』と説明してカブスファンを激怒させています。正しくは中地区。さらに宮根さんはメジャーのインターリーグを『日本で言う交流戦』と説明し、組み合わせの面白さを力説していましたが、同じナショナルリーグに所属するチーム同士の試合はインターリーグにあたりません。宮根さんといえば昨年3月に韓国で行われたMLBの開幕戦を取材し、路上で喫煙する姿が物議を醸しました。また、ドジャースもカブスもチームカラーは青ですが、現地取材をしているのですから、即座に判別してほしかったですね」(メディア誌ライター)
開幕戦を生中継するのは日本テレビ。メジャーファンの熱狂に、宮根の“迷解説”が水を差さなければいいのだが…。