1月20日に迫ったトランプ次期米大統領の就任式。7日放送の「情報ライブ ミヤネ屋」(日本テレビ系)では、新大統領就任後の日米関係について、コメンテーターを務める中央大学法科大学院教授で弁護士の野村修也氏が「ラーメン外交」なるものを提案した。
番組では、トランプ政権で予想される政策などを特集。不法移民対策や中国に10%の追加関税などが紹介された。そんな今後の米国と良好な関係を作るうえで、トランプ氏の“相棒”であり、政府効率化省を主導すると見られる実業家のイーロン・マスク氏に近づくことが大事だと説く野村氏は「イーロン・マスクは日本のラーメンが好きなんですよ。だから、ここでラーメンが好きな石破総理(の出番)。石破さんはラーメン議連の会長なんですよ。だから、ラーメン外交というのをやらないとね」と持論を展開。
司会を務めるフリーアナウンサーの宮根誠司は「イーロン・マスクさんからラーメンで入って、トランプさん?」と確認すると、野村氏は「そこが一番の近道ではないかと」と、自信を持って答えた。
ただ、「ラーメン外交」という聞き慣れない言葉にネット民が即反応。《ラーメン外交?いくらなんでもいい加減すぎる》《ラーメン外交もいいけど、日本食だと思う》《ラーメン外交、ただキャッチーなだけで現実味がない》などと冷ややかな指摘が目立っていたが…。
「マスク氏は以前来日した際、ボリューム満点の野菜やチャーシュー、濃厚な豚骨スープで知られる『ラーメン二郎』を訪れ、『非常に美味しかった』と大満足しています。一方の石破総理は2024年9月配信の『集英社オンライン』で『ラーメン二郎』について『1回食べただけ』と明かしている。〝1回だけ〟というのが気になりますが、野村氏が言うように自民党の有志議員による『ラーメン文化振興議員連盟』の会長でもある。マスク氏とラーメン二郎談義で盛り上がれば、トランプ氏との親密な関係につながるかもしれません」(スポーツ紙記者)
石破総理は渡米前にもう1度ラーメン二郎に出向き、味を思い出しておくべきかも。
(石田英明)