丘みどりも衝撃を受けていた!R-1最年少優勝・友田オレの歌唱力

 ピン芸日本一を決める「R-1グランプリ2025」で23代目王者に輝いた友田オレが3月10日、「旬感LIVEとれたてっ」(関西テレビ)にリモートで生出演。8日の決勝で披露した歌唱力を共演者に絶賛されていた。

「R-1」決勝のファーストステージでは「辛い食べ物節」という曲を歌い続けているベテラン演歌歌手に扮して歌ネタを披露。ファイナルステージもフリップ芸を交えて「ないないなないなない音頭」という耳に残る歌ネタで勝負し、見事優勝した。

 番組で友田のプロフィールを紹介している際、この日、ゲスト出演していた人気演歌歌手・丘みどりは「千鳥のクセスゴ!」(フジテレビ系)で友田と一緒に歌った経験があるといい、「本当シンプルに歌がめっちゃ上手なんですよ。安定感もあるし、声もいいし、ビブラートもきれいだし、えっ、なんだろうと思って、一緒にさせてもらってビックリしました」とプロ歌手から見ても歌唱力があると絶賛。

 月曜レギュラーのハイヒール・リンゴとも共演経験があるそうで、友田は「2年前の大会のときに、僕がまだ学生でリンゴさんに採点、審査していただいて」と説明。これは友田が早稲田大時代に決勝進出した2023年「ABCお笑いグランプリ」でリンゴが審査員を務めたときのことだが、リンゴは「あのときも“歌うまいなあ”と思ったもん。“歌手になるんちゃうかな”と思ってました。そのときに」とやはり歌唱力を称賛した。

 また、進行キャスターのカンテレ・橋本和花子アナから「どうしてそんなに歌がお上手なんですか?」と質問すると、「これはでも、幼稚園のころに秋川雅史さんのものまねをずっとしてましたね」と歌唱力の高さの秘密を告白。

「友田は歌とフリップ芸を合わせた独特なネタが持ち味。『R-1』で司会の霜降り明星せいやが『歌うまいのも面白い』と言っていたように、歌がうまいからこそ成り立つネタですが、歌ネタ・リズムネタ芸人は一度ブレイクしても飽きられやすいという難点もありますね」(芸能ライター)

 23歳で優勝した友田は2019年に優勝した霜降り明星・粗品の26歳を破っての最年少記録。R-1優勝芸人はあまり売れないというジンクスがあるが、友田がそれを覆すのかどうか注目したい。

(鈴木十朗)

エンタメ