2月28日、Snow Manの冠バラエティ番組「それSnow Manにやらせて下さい」（TBS系）が放送された。同番組で行われたドッキリ企画が、視聴者の間で物議を醸している。
「番組では、Snow Manメンバーがガチで考えたコーディネートでランウェイに登場し、辛口女性審査員からジャッジされる人気企画『東京それスノコレクション』が放送されました。また、今回からハーフタイムにて、別番組の収録として呼び出した芸能人を突然ランウェイに放り込む新コーナー『芸能人リアル私服抜き打ち審査』もスタート。同コーナーでは、芸人のあばれる君や、人気コスプレイヤーのえなこが、何も聞かされないまま私服姿でランウェイを歩かされ、女性たちに審査されました」（芸能記者）
その中でもえなこは、白のダウンジャケットにアニメTシャツというリアルな私服姿のまま大勢の観客の前に晒され、「え、ちょっと待ってください…」「え、もうやめて…。どうしよう」とパニック状態に。また、会場ではナレーションで「トップコスプレイヤーとして数々の雑誌で表紙を飾り年収1億円超え」「コスプレという鎧を外した等身大のえなこをご覧あれ！」と紹介された後、女性審査員たちから「全部が甘すぎてゲロ吐きそう」「コンビニで水道料金を払う格好」などとファッションを一方的に嘲笑されることとなった。その結果、えなこは“ダサコレ”認定となり、罰としてスタジオに設置された穴へと落とされることに。
そんな、えなこの状況を不憫に思ったのか、審査員の中でRIKACOだけは「本人のキャラに服装が合ってるから、私がもし男だったら好きになっちゃう」と評価し、続いて奥で待機していた渡辺翔太も「俺も（RIKACOの意見に）同じくっす。普通にかわいい！」とフォローし、企画は終了した。
そんな今回の企画に、一部視聴者からは厳しい意見があがっているという。
「あばれる君や、えなこへのドッキリは、観客の前で“私服がダサい”と笑いモノにする前提の企画となっていました。そのため、視聴者からは『えなこ、必死に笑顔を作ってるけど目に涙が浮かんでるし、流石にかわいそう』『辛口審査員は仕事だから仕方ないけど、制作側は性格悪い。集団いじめに見える』などと制作側への批判があがることに。さらに『それスノ』の公式『X』にも、『一生懸命仕事してる人を騙して大勢の前に曝け出し、服装をけなして、みんなでダサいと笑い合うという内容が、まったく面白いと思えなかった』『芸能人を騙しての私服審査は不要だったと思います。見てて不快でしたし、笑えなかったです』などと、企画への苦情が多数寄せられています」（前出・芸能記者）
「それスノ」のファッション企画といえば過去、女性審査員がメンバーに対し「一緒に歩いていたら恥ずかしすぎて死にそう」などと辛口で評価し、炎上したこともあった。Snow Manは今や国民的アイドルということもあり、誰かを咎めるような内容に抵抗がある視聴者も多いようだ。
