日本一予約のとれない「ほったらかしキャンプ場」近くに、ほぼ同じ景観の超穴場キャンプ場があった

「日本一予約が取れないキャンプ場」の1つとして知られている山梨市の「ほったらかしキャンプ場」。標高約700メートルの場所にあり、目の前に富士山がそびえ立ち、眼下には甲府盆地を見下ろせる絶景に加え、そばには人気の露天風呂「ほったらかし温泉」もある。カフェやバーも併設されており、アミューズメント性が非常に高いキャンプ場だ。難点といえば、予約が取りにくいことだが、近くに“超穴場”があった。

 それが、ほったらかしキャンプ場のある山梨市と隣接する甲府市にあるキャンプ場「スリーストーン」だ。車で行けば、中央自動車道・一宮御坂ICから約40分。ちなみに、ほったらかしキャンプ場は一宮御坂ICから約25分だ。

 標高500メートルに位置するスリーストーンは、ほったらかしキャンプ場と同様の景観を楽しむことができる。雄大な富士山はもちろんのこと、ほったらかしキャンプ場より標高がやや低いことから、甲府盆地も間近に感じる。日中の景色もさることながら、夜景は圧巻。富士山のシルエットの手前に広がる甲府盆地の街明かりが煌びやかで美しい。日の出とともに拝む富士山も神秘的だ。

 大人専用のサイト(テントを張る場所)があったり、電源が設置されたサイトもあったり、さまざまなサイトが用意されている。炊事場には冷蔵庫が完備され、お湯が使えるのもありがたい。トイレも清潔感があってきれいだ。

 徒歩5分の場所には源泉掛け流し温泉「未完の里」がある。スリーストーン宿泊者は利用できる。受付のあるパオは、夜はバーとして営業。夜景を観ながらほろ酔い気分にもなれる。

「富士山などの自然を感じながらBBQを満喫し、夜は温泉、バーを楽しむこともできます。富士山も拝める日の出の景色も最高。どのシーンを切り取ってもインスタ映えするはずです。何よりも最大のメリットは、ほったらかしキャンプ場と同じような景色を楽しめるにもかかわらず、ほったらかしキャンプ場よりもメジャーではなく、予約を取りやすいこと。超穴場であることは間違いありません」(アウトドア誌ライター)

 超メジャーになる前に行っておきたい。

(石田英明)

ライフ