「何着ればいいんだか分からないです」フジ小室瑛莉子アナの天気コーナー発言が漫才扱い

「昨日からの急激な冷え込み、この寒さはいつまで続くのでしょうか」。10月9日放送の「めざまし8」(フジテレビ系)の天気コーナーで流れたナレーションの言葉に視聴者の総ツッコミが入った。

 天気コーナーでは、真夏日並みの暑さから気温が急降下したことを放送。前々日の東京の最高気温は29.9℃と真夏日に迫ったが、前日は一転して午後3時の時点で18.5℃と11月並みの冷え込みとなった。突然の寒さが訪れたことで流れたのが、冒頭のナレーションだ。

 10月中旬に入ろうとする今、これから本格的な秋冬の季節を迎えるにあたり、「この寒さはいつまで続くのでしょうか」という言葉には違和感を覚えた視聴者が多かったようで、ネット上でも《これから冬に向かうからな》《寒さはいつまで?とかナレーションあったけど、これから冬にかけて寒くなっていくんですよー》《寒い寒いウルサイなぁ…秋→冬になるんだから当たり前》などと視聴者からのツッコミが入った。

 番組後半では再び天気予報のコーナー。ここでも視聴者が呆れる場面があった。気象予報士の天達武史氏が日々の寒暖差が大きいことから「服装、困っている方も多いと思いますが、今日の服装の目安、見ていきたいと思います」と言うと、メインキャスターを務める小室瑛莉子アナは「何着ればいいんだか、分からないです」と返答。すると天達氏は「今日は関東地方、簡単です。この後、気温は変わらないのでジャケットを着ていれば間違いないという感じです」と返し、《何これ漫才みたいな会話》《何を着ればいいかわからない…子供かよ笑》と小室アナまで突っ込まれる事態となった。

「天気予報のコーナーを盛り上げようと、寒さへの不安感を煽る表現であったことは間違いありません。視聴者が指摘するように、これから冬へ向かうのですから、気温は上下しながらも基本的に寒くなっていくのは当たり前。ちなみに天達氏によれば、結局は週末からの3連休は秋晴れになるとのこと。冒頭のようなフリが無ければツッコミも上がらなかったでしょうね」(テレビ誌ライター)

 大袈裟な展開は混乱を招くだけに、脚色はできるだけ抑えてほしいものだ。

(石田英明)

エンタメ