「すき家」VS「CoCo壱番屋」タンドリーチキンカレー戦争が熱い! ネットの評価は…

 牛丼チェーンの「すき家」とカレーライス専門店チェーンの「カレーハウスCoCo壱番屋」が、タンドリーチキンを具材とした熾烈な“カレー戦争”を繰り広げている。

 CoCo壱番屋は7月16日から全国の店舗で「バターチキンカレー」(1090円・税込)の販売を数量限定で開始。公式HPによると、バターや生クリーム、カシューナッツによる濃厚なコクと、トマトの爽やかな酸味が感じられるマイルドなカレーソースがベース。具材として、コリアンダーやターメリック、クミンなどのスパイスを絡めたタンドリーチキンがゴロっと入っている。

 一方、すき家は8月6日から「タンドリーチキンカレー」(並盛790円・税込)を数量限定で販売。公式HPでは、クミンなど20種類以上のスパイスと、玉ねぎやトマトの甘みを溶け込ませたコクのあるすき家こだわりのカレーがベースと説明。具材は数種類のスパイスとヨーグルトで仕上げたタンドリーチキンに、食欲をそそるエキゾチックな風味の特製ソースがトッピングされている。

 どちらも夏のカレーにふさわしく、ネット上の評価も上々だ。CoCo壱番屋のバターチキンカレーについては《タンドリーチキンがたっぷりで美味しかったです》《CoCo壱でバターチキンカレーを食べてきたけど、今まで食べたカレーの中で1番うまかった》などと大絶賛。一方、すき家のタンドリーチキンカレーも《チキンはほろほろで、カレーはスパイシーでおいしかった》《すき家のタンドリーチキンカレー、めっちゃうまいんだが》などと負けていない。

「CoCo壱番屋は国内外合わせて1500店舗近くあるカレーの専門店だけあり、味はお墨付き。バターチキンカレーのネット上での評価も十分頷けます。一方、すき家は牛丼チェーンですが、情報サイト『ねとらぼ』の『社会人が選んだカレーがおいしい牛丼チェーンランキング』で1位を獲得している。カレーにはもともと定評がありましたが、タンドリーチキンカレーは特に好評のようです。骨つきのチキンがドーンと乗ったインパクトは大きく、大盛でも930円(税込)と1000円を切る価格設定も魅力。どちらのカレーがおいしいのかは個人の好みもあり、甲乙つけがたいのではないでしょうか」(フードライター)

 いずれも数量限定なだけに食べたい人は急ぐべし。

(石田英明)

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