“ポスト岸田”狙いを匂わす小泉進次郎氏より期待値が高い「滝クリのファーストレディー能力」

 岸田文雄首相は8月14日、9月に予定されている自民党総裁選に出馬しないことを表明。「ポスト岸田」の座を巡り、激烈な総裁選レースが始まる。

 MBSのニュースサイト「MBSニュース」は8月14日、関西地区で65人を対象に「次の自民党総裁にふさわしいのは誰なのか?」という聞き取り調査を実施し、同日に公開。その結果、1位は菅義偉氏、2位以下は小泉進次郎氏、石破茂氏、高市早苗氏、河野太郎氏と続いた。75歳になる菅氏は年齢のこともあり、再登板は考えにくい。となると、2位の小泉氏が繰り上がる。発言に中身がなくて意味不明なことからネット上では「進次郎構文」と揶揄されている小泉氏だが、関西地区では人気を集めているようだ。

 終戦記念日の8月15日には、東京・九段下の靖国会館で「戦没者追悼中央国民集会」が開かれた。岸田首相が9月の自民党総裁選に出馬しないことを受けて、同集会では「次期首相は靖国神社を参拝する人に」という声が相次いだという。そのことを知ってか知らずか匂わせか、小泉氏は8月15日更新のインスタグラムで「毎年8月15日の朝は靖国神社を参拝しています」などと綴り、靖国神社を訪れている写真を投稿している。

 自民党総裁選に向けてそんな小泉氏から目が離せないが、仮に次期首相の座を射止めた場合、もう1人、脚光を浴びる人物がいる。

「フリーアナウンサーで妻の滝川クリステルです。誰もが知るように才色兼備で、2013年9月、アルゼンチンで行われた国際オリンピック委員会総会で、東京五輪誘致のプレゼンテーションの際の『お・も・て・な・し』パフォーマンスは世界的にも注目を集めました。タレントのデヴィ夫人は19年8月のブログで、『おしゃれな滝川さんがファーストレディになった暁には、世界により日本を発信できる新しいアイコンとなる新しい風が吹くのではないでしょうか』とベタ褒めしています。19年8月更新の『東スポWEB』に至っては、滝川が〝政治に関心がないはずがない〟として、小泉氏が首相になった後、女性首相になる可能性もあると示唆しています」(スポーツ紙記者)

 まずは小泉氏が自民党総裁選に出馬し、勝てるかどうかだが。

(石田英明)

ライフ