日本代表MF佐野海舟の逮捕に“招集リストに入れていた”森保一監督は…

 日本サッカー界がまたもや大揺れだ。日本代表MF佐野海舟容疑者が7月17日、都内のホテルで30代女性に対し知人の20代の男2人と性的暴行をしたとして、不同意性交容疑で逮捕されていたことが判明。佐野容疑者は3日にJ1鹿島から欧州5大リーグの一つ、ドイツブンデスリーガのマインツへの完全移籍が発表されたばかりだった。

「佐野容疑者は7月初めにドイツ入りし、21日にもマインツに合流する予定でしたが、一時帰国の際に今回のスキャンダルを起こしてしまった。マインツとは4年という長期契約で、移籍金も6億円を超える。日本代表の次期主力による久々の大型移籍だっただけに、残念でなりません」(夕刊紙記者)

 問題は山積みだ。6億円超の移籍金については、契約不履行で鹿島側に支払われない可能性がある。

「鹿島側はマインツとの移籍契約がすでに完了していることを明かし『憂慮している』とコメントする一方、マインツ側は公式Xで『包括的に解明するよう努める』としている。契約金を巡って紛糾しそうな気配です」(民放テレビ担当ディレクター)

 森保一監督としても当然、ガッカリな事件だろう。

「監督は、いずれ代表の主力にステップアップさせたい選手として、早くから佐野容疑者を9月からのW杯アジア最終予選の招集リストに入れていましたからね。監督のことですから“裏切られた”といった感情はないでしょうが、お気に入りの選手の一人だっただけに、なぜ?という怒りはあるかもしれません」(前出・夕刊紙記者)

 佐野容疑者は容疑を認める供述をしているという。残念でならない。

(小田龍司)

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