今やすっかり市民権を得た「マッチングアプリ」による婚活。一部婚活メディアによると、いまやカップルの2割超がマッチングアプリを利用して交際をスタートさせているという。
そんな中、新たに注目を集めているのが、新型コロナワクチン未接種者向けマッチングアプリだ。このアプリは、新型コロナワクチンをこれまで一度も接種していない人に特化したもので、共通の価値観を持つ者同士がマッチングするため、その後、真剣交際に進む確率が高いのだという。
現在まで4000人以上の登録者があり、20~60代の幅広い年代の男女が利用しているというが、トラブルなどはないのだろうか。
出会い系アプリに詳しいライターが語る。
「一般的なマッチングアプリでは、事前に相手の容姿を確認できますが、未接種アプリでは出会う当日までわかりません。しかし、コロナワクチンを射っていないという共通点があることをなによりも重要視するため、大きな問題にはならないようです。もっとも、本当に未接種かどうかは本人の自己申告なので、今後は偽装する者も出てくるかもしれません。男性の職業は幅広いのですが、女性は看護師や薬剤師など医療関係者が多いのは、ワクチンと近い現場に居ながらも何らかの思いがあるのかもしれません」
ワクチンを巡ってはSNS上で長らく「陰謀論」がくすぶっており、様々な議論が交わされてきた。当初はワクチン接種を拒否していた人が途中から心変わりをするケースもあり、まさに考え方は人それぞれ。信じる者は救われる!?
(ケン高田)