「ウマ娘」転売ヤーが園田競馬場へ!思い出される「暴徒化事件」とは

 6月26日から28日までの3日間、兵庫県の園田競馬場で「ウマ娘 プリティーダービー」とのコラボイベントが実施される。

 ナイターが開催されるメインイベント日の28日には、スマートファルコン役の大和田仁美、トランセンド役の塚田悠衣、ドゥラメンテ役の秋奈が登場しトークショーが行われるため、ファンも今から当日が楽しみだろう。

 一方、ウマ娘ファンの期待が高まる中、SNS上ではルールやマナーについて懸念の声が上がっている。特に「転売ヤー」の存在がファンを不安にさせているようだ。

 4月26日から28日まで開催された笠松競馬場でのコラボイベントでは、馬券の買い方が分からず戸惑うウマ娘ファンが殺到。並ぶ人があまりにも多過ぎて馬券を買えない笠松競馬の常連ファンから怒りの声が上がった。また、転売ヤーのグッズ買い占め問題も勃発し、コラボイベントのあり方が疑問視されている。

「近年のウマ娘人気で、競馬場に足を運ぶファンが増えていますが、特典グッズ目当ての転売ヤーも少なくありません。彼らはグッズを手に入れるために開門時間前から行列をつくり、近隣住民から苦情が出ることも。園田競馬場では待機や行列、路上駐車などしないように注意喚起していますが、一方でしっかりとルールを守っていると確実にグッズを入手することが難しくなるため、『ルール違反は犯罪ではない』と開き直る不届き者も出る始末。正直者が馬鹿を見ないようルール作りを徹底してほしいですね」(ゲームライター)

 1974年1月、園田競馬場では競走の成立に関する審判が原因となって、一部の客が暴徒化。売上金の強盗や施設が放火されるなど、暴動が発生している。

 ウマ娘ファンが暴走しなければいいが…。

(ケン高田)

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