「慣れてしまうねん」笑福亭鶴瓶の介助トークに“性ハラ”の声

 笑福亭鶴瓶(72)が、4月4日放送の「きらきらアフロTM」(テレビ東京)に出演。階段を降りる際にスタッフから介助を受ける事があると語ったが、このトークの内容にネット民からは《性ハラでは?》と指摘の声があがってしまった。

 この日の放送では、お笑いタレントの松嶋尚美(52)が、86歳の母の介助にまつわるトークを展開。松嶋の母は体が硬くなり、靴下の脱ぎ履きが1人では困難なため、松嶋に手伝いを頼んでくるというものの、松嶋がいない時は自分1人で脱ぎ履き出来ていることがあると振り返り、「都合がいいねん!めんどくさいから」と、娘につい頼ってしまう母の気持ちを推測した松嶋。これに鶴瓶は「やってもらってたら、なまける。本当になまけるよ」と共感。鶴瓶自身も、階段を降りる際にスタッフから介助を受ける事があるようで、頼りがちになってしまう心理についてこう語った。

「階段降りるときはさ、危ないから、パッと(スタッフが)来はるわけやんか。それで持たしてもらうわけやんか、別にそんな歳ちゃうで、ちゃんと降りれるよ。降りれるけど来はるから、こう(手をそえて)するやんか、もうそれに慣れてしまうねん。階段降りるときに、誰かいないかな?って探してしまうわけ。そしたら女の子が来てくれて、わっかい子やで、若いかわいらしい子…」

 これに松嶋は「ありがたいなぁ」としつつも、「女の子!?力勝てんの?もしも鶴瓶さんがコケたときに。男来いよなぁ!」と、心配ながらにツッこみ。これに鶴瓶は「男来ていらんわ!男来んねやったら自分で降りるわ!」と冗談交じりに一蹴し、松嶋から「命救ってもらえんねんで?」と再度聞かれるも鶴瓶は「死んでもええわそんなら」と畳み掛けスタジオを爆笑させた。

「スタジオは大いに沸かせたものの、一連のトークはネット上で《その発言は性ハラでは…》《きも!女の子に触りたいってだけじゃん》《ヘルパーへの性ハラは社会問題にもなってるから笑えない》など、性ハラを指摘する声があがってしまいました。介護現場の性ハラ問題はここ10 年の間に大きな問題として認識されはじめ、国も警鐘を鳴らしています。“男性ではなくて若い女性に介助してもらいたい”という冗談は今や笑える話ではなく、ハラスメント認定されてしまっても仕方がないかもしれません」(芸能誌ライター)

 階段も時流も踏み外さないようにご注意を。

(浜野ふみ)

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