タレントの上沼恵美子(67)が3月5日放送の「上沼・高田のクギズケ!」(読売テレビ)に出演。近頃多くの飲食店に導入されつつあるタッチパネル式注文を使いこなしていることを明かした。
この日の放送では、視聴者から募集した「妻に対する夫の不満」を紹介。71歳の男性から寄せられたのは「妻が自分の作った料理の写真をスマホで撮るように。何枚も妻が気にいるまで撮るので、熱々の料理も食べる頃には冷めてしまいます」というものだった。
これに対し上沼は「よろしいやん、スマホ覚えて嬉しい時やん。この方71歳やから、まぁそこそこ(の年齢)の奥様やね。そら楽しいよ、よく覚えて、『あぁ、いいね』って、協力してあげてくださいよ」「“スマホを覚えた愛らしい嫁さん”とか、なんで思えないんだろう? 歳重ねて、ねぇ」と、不満メッセージを真っ向からぶった斬った。
上沼がここまで妻を擁護するのは、自身も最新の機器に関して夫に不満を抱いていたからのようだ。
上沼は夫と外食に行く際、注文がタブレット式の飲食店では何もしない夫の代わりに、注文操作を自身が全て行っているのだという。これに対しMCの高田純二が「ウチらと同い年じゃタブレットなんてやってられんでしょ」「ダメダメ、俺指が震えちゃって何押してんだか分かんない」と、夫側に共感を見せると上沼は「やってられないけど、今の世の中ちょっと勉強した方がええで」と、キツくダメ出しした。
さらに上沼は夫との外食を振り返り、「ほいでPayPayで勘定したんですよ。『PayPayで』って言うて、『ペイペイ!』と(決済音が)いってくれてね」と、得意げにキャッシュレス決済を済ませ、店を出たという。その様子を見た夫の反応について、「ちょっと褒めてくれると思ったんですよ、『恵美子、凄いね』って。でも怒った…んやなくてね、不貞腐れた。『ハッ、結構遊んでますね』とか言って、自分ができへんもんやから」と明かし、「なんやの! ちょっとは勉強せないかんわ、今のご時世。何にも注文できへんで!」と、カメラに向かって吠えまくった。
タッチパネル式注文といえば、上沼とほぼ同世代のあのタレントも私見を語っていた。
「落語家の笑福亭鶴瓶(71)は自身の番組出演時に、韓国料理店での出来事を振り返り、テーブルに箸がない事を店員に指摘したところ『タッチパネルでお願いします』と言われたと明かしていました。近くに店員がいるにも関わらず、パネル操作を要求された事に『なんやねんあれ。腹立つで』とも語った鶴瓶。この事がネットニュースで取り上げられると、賛否両論の意見が巻き起こりました」(テレビ誌ライター)
上沼の「勉強せないかん!」という精神は、世代問わず見習いたいものだ。
(浜野ふみ)