青木裕子、安枝瞳…「消えたアイドル」にテレカで会える!幻のカードを大追跡

 結婚や芸能界引退、あるいは事件によって芸能界を去っていった美女は少なくない。彼女たちに会うことはできないが、テレカなら懐かしい姿を見ることができる。そんなカードは今や高値をつけるレアな1枚になっている。

 1万2000円で取り引きされているのがグラドルの青木裕子のカード。青木は「表紙を飾った雑誌は完売する」との伝説を残したグラドル。小室哲哉プロデュースで歌手デビューが進められたが、レコード会社と所属事務所が揉めて頓挫。その後、結婚をきっかけに芸能界を引退した。

「コミックビンゴが制作したこのテレカは、青木がゴールドの水着を身に着け、彼女の魅力がよく出ている1枚です。彼女のテレカは人気絶頂期に引退したこともあって、どれもいい値段をつけていますが、これは中でも人気です」(テレカバイヤー)

 事件で芸能界を去ったのは小向美奈子。09年に覚せい剤取締法違反の容疑で逮捕され、芸能界をフェードアウト。艶系女優に転身して話題をふりまいた。ボム制作のカードは1枚8000円。

「事件を起こしたタレントのカードは値が下がることが多く、どれも低価格で取り引きされています。しかし、小向は8000円ですから今も人気はあるということ。もっとも、逮捕されなければ今より高値をつけているのは間違いありません」(前出・テレカバイヤー)

 ZARDのシングル「眠れない夜を抱いて」の販促用に制作された坂井泉水のテレカは1万円。坂井は07年に入院先で転落し、脳挫傷で亡くなった。彼女の神秘性は消えることなく、今も高値をつけている。

 それを越えるプレ値をつけたのがグラドルの安枝瞳。ヤングチャンピオンのQUOカードは1万2000円。安枝は17年に古坂大魔王と結婚し、グラビアを卒業した。

「安枝のカードは市場流通量が少ないので高値をつけています。もちろん彼女の魅力もありますし、写真もいい。黒の水着でヒップをつきだした姿は魅力的ですね」(前出・テレカバイヤー)

 発売中の「アサ芸Secret!Vol.86」では、他にも一色紗英や千葉麗子、松金洋子ら消えた美女のテレカをピックアップ。彼女たちはなぜ芸能界から消えたのか、そしてテレカの値段はどうか確認してほしい。

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