4年に1度の五輪において、テレビ各局はエースの女子アナを投入するのが常だが、パリ五輪で話題性ナンバー1なのは、NHKの中川安奈アナだ。
中川アナは「ミス慶應2015」のファイナリストで、大学時代からテレビ朝日のアナウンサースクールに通い、“ミス慶應出身→女子アナ”の王道コースに乗っかった一人。
「ミス慶應出身の女子アナといえば、1999年の中野美奈子(元フジテレビ)や青木裕子(元TBS)など錚々たるメンバーですが、中川アナはグランプリではなくファイナリスト進出まで。ただそのぶん、飾ることなくざっくばらんで、天真爛漫。スポーツ取材の現場で見かけると、常に周囲の関係者男性はデレデレ。よくも悪くも目立つ存在ですね」(スポーツ紙芸能担当)
2016年にNHK入局後、秋田放送局、広島放送局で勤務し、20年から東京アナウンス室に異動して現在は30歳。最近では自慢のプロポーションをあえて強調するかのような服を着て時に炎上気味だったが、パリ五輪開会式の中継ではベージュのニット姿がSNS上で「何も着てないのでは!」と物議を醸した。
「『ゲストの女優の杏より目立っていた』と大ブーイングが出ていましたね。5月にNHKでパリ五輪のキャスター陣の発表会見があった際も、集合写真時は率先してド真ん中に陣取っていたのが印象的でした。ただ、本人は悪気は全くないようで、明らかに天然系。今回についても、むしろなぜブーイングが起こったのか疑問に思っているかもしれません(笑)」(夕刊紙記者)
ただ、今や人気アナの一人になったことは間違いない。
(小田龍司)