リーグ・アン(フランス1部)のスタッド・ランスに所属し、サッカー日本代表フォワード(FW)でもある伊東純也。現在、カタールで開催中のAFCアジアカップでも持ち前の高速ドリブルを披露するなど存在感を示している。その伊東のピッチ外の〝プレイ〟が大問題となっている。
1月31日配信の「デイリー新潮」が、伊東が性加害疑惑で刑事告訴されたことを報じた。記事によると、伊東は2023年6月21日、大阪で行われた国際親善試合の対ペルー戦後、飲食店で女性たちと合流。その後、ホテルへと流れ、女性2人を酒に酔わせて性的同意を得ないまま行為に及んだ疑惑があるとのことだ。女性側は謝罪を求めるも、伊東サイドは性的同意があったと主張。誠意が感じられないとして、女性2人は24年1月18日、伊東の刑事告訴に踏み切り、受理されたという。
真偽のほどは不明だが、働き方改革総合研究所株式会社代表取締役の新田龍氏が1月31日更新のXで「某週刊誌が暴走気味ですね。明日発売号でサッカー日本代表選手のスキャンダル記事が出るんですが、関与してる弁護士に確認したところ、虚偽告訴の疑いがあるうえ、本人取材もしてないみたい」とポスト。伊東の名前こそ出していないが、SNS上では《伊東純也》《虚偽告訴》のワードがYahoo! JAPANリアルタイム検索で上位にランクされた。
今後、伊東はどうなるのか。
「告訴が受理されたことで捜査が開始されます。その後、取り調べなどが行われ、不起訴になれば刑事手続は終了。しかし、起訴されると刑事裁判が始まり、最終的に裁判官によって判決が下されます。伊東としては、まずは不起訴処分を勝ち取ることが大事です。23年8月、プロ野球選手の山川穂高は強制性交の疑いで書類送検されていましたが、不起訴処分となりました。その後、西武から無期限で公式戦への出場停止処分を受けましたが、フリーエージェントでソフトバンクへと移籍。選手生命をつなぐことができました」(スポーツ紙記者)
伊東にはピッチの上だけで存在感を示してほしいものだ。
(石田英明)