【航空機炎上】笠井信輔が「ペットを客室に」主張も、「脱出時は放置」で賛否両論

 元フジテレビアナウンサーの笠井信輔が1月4日、自身のインスタグラムを更新。「ペットを客室に乗せたい」と主張し、物議を醸している。

 笠井アナは2日に発生した東京・羽田空港でのJAL航空機接触事故について言及。「旅客機は全焼だったが犠牲者がなくて、全員脱出できてよかった」としながらも、妻からの「ペットは大丈夫だったのかしら?」という問いかけに、「その視点が欠けていました」とコメント。「エールフランスはペットを客室に乗せることができるのよ」という妻の声を受け、「確かに、動物アレルギーの人 嫌いな人もます だとしたら、始発便の最後列・数例のみ1人分の追加料金徴収など条件を定めて、日本でも試験的に始めてみては、どうでしょうか?」(原文ママ)と提案した。

 実際、今回の事故では貨物室で預かっていたペット2件が救出できず、笠井アナの意見に共感する声が上がったが、一方で、拒否反応を示す人もかなりの数に上っており、賛否両論が飛び交っている。

 旅行ライターが語る。

「海外の航空会社では、動物の種類や年齢、ケージの大きさなどに条件はあるものの、客室への持ち込みを認めるケースもあります。一方、日本の航空会社では、国内線・国際線ともにペットは“受託手荷物”として預け、目的地に到着するまで飼い主とは離れて乗らなければなりません。今年1月15日からは福岡・北九州空港に本社を置く『スターフライヤー』がペットと一緒に搭乗できる『FLY WITH PET!』のサービスを国内線全路線・全便にサービス拡大しますが、今後は国内でも同様のサービスが広まる可能性があるかもしれません」

 批判が殺到したのか、笠井アナはその後、「海外の航空会社で可能ならば日本でも検討できないだろうか?と言う提案でした」とトーンダウンしている。

 いずれにしても、もしペットを客室に持ち込むことができたとしても、非常時には機内に置いて脱出しなければならないことに変わりはない。ペットの同乗については、飼っている人と飼ってない人とではかなりの温度差があり、どうやら簡単には答えは出なさそうだ。

(ケン高田)

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