「布袋さんにギターを弾いてほしい」山本譲二が「メタル演歌でバンド結成」の本気度

 北島ファミリーの一員で、「みちのくひとり旅」などのヒット曲で知られる山本譲二。すでに73歳となり演歌界ではすっかり大御所だが、音楽業界では「山本譲二がメタル演歌歌手に転向するのでは」との話で持ちきりとなっているという。

 ただの怪情報と思いきや、彼の公式Xを見ると、世界的ヘビメタバンド「KISS」や、デーモン小暮の「聖飢魔Ⅱ」に対抗したかのようなゾンビメイク姿の画像が…。しかも、このメイク姿の特製メタルTシャツは山本の公式グッズとして所属レコード会社「テイチクエンタテインメント」の公式オンラインショップでも販売されているのだ。

 さらにTシャツは人差し指と小指を立てるヘビメタのライブなどでよく目にする「メイロック・サイン」のポーズ。本人もノリノリといった様子で、SNS上ではこのポーズでキメた画像が頻繁にアップされている。おまけに公式Xには「#山本譲二メタル化計画」というハッシュタグが付けられている。

「12月5日に『ナイツのちゃきちゃき大放送』(TBSラジオ)にゲスト出演した際には、この『メタル化』について言及しています。発案者はマネージャーらしく、『だんだんメタル好きになっちゃって』とノリノリの様子で語っていましたね。同じ演歌の大御所・吉幾三からは、メタル用の楽曲提供やバンド結成の提案もあったといいます」(芸能記者)

 山本は、「できれば布袋(寅泰)さんが来てくれて弾いてくれたら」とも語っているが、

「布袋は様々なアーティストとコラボしており、こういうノリを面白がる人なので、実現の可能性は十分あるでしょう。ただ、メタルといえば、KISSと同様に世界的ヘビメタバンド『メガデス』の元ギタリスト、マーティ・フリードマンが20年近く日本に住んでおり、演歌にも造詣が深い。ネット上では《布袋もいいがマーティも捨てがたい》といった論争も起こっています」(音楽誌編集者)

 演歌界といえば、氷川きよしが音楽、ファッションともに既成の枠にとらわれないパフォーマンスで広く世間に認知された。これに「メタル演歌歌手」となった山本が続くのか、今後が楽しみだ。

*画像はメイロック・サインでキメる山本譲二(本人公式Xより)

エンタメ