フジテレビの伊藤利尋アナウンサーが8月27日、「とくダネ！」に出演。不用意な発言で出演陣から袋叩きに遭っている。
番組ではこの日、「女性がパートナーに怒る何気ない一言」というテーマで街の声を紹介。その中で、ある20代の専業主婦が夫へプレゼントを渡した際に「俺のお金で買ったんだよね？」という言葉を夫から受けたというエピソードを紹介。
「山崎夕貴アナはこの発言に対して『最悪！最低！』とカンカン。すると伊藤アナは『でもそうなんでしょ？実際俺の金なんでしょ？妻は働いてない』と、言ってはいけない一言を発してしまい、山崎アナの怒りに火を注いでしまったんです」（女性誌ライター）
山崎アナから「伊藤さんは一生奥さんからのプレゼントはいらないってことですね？」と反撃を受けた伊藤アナは「うーん。だから高い物を買われちゃうと…」とトーンダウン。コメンテーターの古市憲寿氏が「選んでくれたことに意味がある」と主婦側の思いに理解を示すと、山崎アナは「時間をかけてくれてありがとうとか（気持ちはないの？）」とまたも伊藤アナに畳みかけた。メインMCの小倉智昭も山崎に加勢し「これは言っちゃダメ。（外で）働いてなくても（家庭で）それだけのことはやってるんだから」と発言し、伊藤アナは孤立無援の状態だ。
伊藤アナは「ちょっと待ってください…僕が言ったんじゃないです」と泣きそうな声で言い訳するも、コメンテーターの中江有里からは「（パネルの夫の絵が）伊藤さんに見えちゃって。伊藤さんのことすごく嫌いになってます」とダメ押し。それでも何とか「共有財産だから、価値ある物を一緒に選ぶというのもあるかなと、そういうニュアンスなんですけどね」と取り繕ったが、後の祭り。
ネットニュースでこの話題が取り上げられると案の定、コメント欄は伊藤バッシングの雨アラレ。だが、一方で《伊藤の言う通りじゃん？》《専業主婦は楽でいいよな》《伊藤さんの気持ちもわからないではない》と伊藤アナの気持ちを代弁する声も相当数見受けられたのだ。
「自分へのプレゼントに“俺の金”は確かに言い過ぎですが、財布の紐を妻に握られている家庭は多い。夫には昼食に500円弁当を強いながら、自分は優雅にランチを楽しむなんて専業主婦はざらにいますからね。『これ安かったの～』と新調したバッグを見せびらかす妻に『何個目だよ』と心の中で愚痴るなんてエピソードはいくらでもある。今回の伊藤アナの発言に、そういった虐げられた夫が共感の意を示したのだと思います」（同前）
専業主婦からの好感度は失墜したようだが。
（石見剣）
