ヒカキンやはじめしゃちょー、ヒカルなど、人気YouTuberの活躍を尻目に、着々とチャンネル登録者数を増やし続けているのは、普段は社会人として働きながらYouTube動画を投稿する「会社員YouTuber」たちだ。
仙台で建設会社を経営するながの社長は、料理動画が大バズりし、札幌コレクションにモデルとして出演するほどの人気者となり、チャンネル登録者数は100万人を超えている。
また、家電メーカー「LITHONライソン」が運営するYouTubeチャンネルは、社員の「佐藤さん」が自社の商品を使って会社で突然料理を始めるというスタイルの動画を投稿して注目を浴び、登録者数は40万人を突破した。また、上司に仕掛けたドッキリ動画で人気に火がついたのは人材派遣会社社員の「けーさんとたろー」で、登録者数は82万人超えと、もはや専業YouTuberをしのぐ勢いだ。
そんな会社員YouTuberたちが、9月28日にながの社長のチャンネルで大集結し、ある企画にチャレンジした。
「この日はながの社長のほか、ライソンの社員メンバー3人とけーさんとたろーの2人、そしてTikTokで人気者となった広告代理店勤務の4人組YouTuber・CHAS CHASらが集まり、『YouTubeの撮影中に仕事の電話が来たら負け』という、会社員として働くYouTuberにはなんともツラい企画が行われたんです。最初に電話がかかってきてしまったチームには罰ゲームが科されるそうで、一同ヒヤヒヤしていました。そんな中、オープニングの撮影終了直後に電話がかかってきてしまったのは、ライソンの社員・しゅん兄でした。その後、人材派遣会社に勤務するけーさんとたろーのけーさんの携帯が鳴り、何度も撮影が中断されましたね。結果的にライソンとけーさんとたろーが同点でした」(YouTubeライター)
だがこの後、ながの社長の部下が『負けたら宴会代を全額支払う』という男気ジャンケンに参加して負けてしまうというハプニングもあった。
「おごりが確定したながの社長が膝から崩れ落ちる姿も見られました。最後はながの社長お決まりの『おいおいおい!』のセリフで動画を締めくくっていましたね」(前出・ライター)
視聴者からは、《全員大好きな人たちだからこのコラボ嬉しい!》《会社員YouTuberオールスター勢揃い!》《お仕事とYouTuberを両立するのは本当に大変で尊敬しかないです》《普段見られない仕事してる姿が見られて新鮮すぎた》とのコメントが寄せられ、大好評だったこの動画。彼らには今後も、社会人としてもYouTuberとしても輝き続けてもらいたい。
(佐藤ちひろ)