ハンバーグレストラン「びっくりドンキー」は10月4日から11月28日まで、定番商品を特大化した“ガリバーメニュー”を提供する。2017年から7年連続で開催されている恒例の大人気フェアだが、ネット上では《さすがに気軽には利用できなくなった》といった声も見られる。
ガリバーメニューは「食欲の秋に、びっくりドンキーで思う存分食欲と心を満たして欲しい」という想いから、毎年この時期に開催される恒例のフェアとなっている。今年も、400gのハンバーグがワンプレートになった「ガリバーバーグディッシュ」や400gの「ガリバーバーグステーキ」、25cmの巨大グラスに入れられた「ガリバーサラダ」、デザートメニューの「北海道ガリバーソフト」「びっくりイチゴミルク」などが用意される。
昨年からは「ガリバーフライドポテト」が除外されたくらいでメニュー構成に大きな変化はないが、ネット上では値段の変化を指摘する声が相次いでいる。というのも、昨年は1435円(以下、税込価格)で提供されていた「ガリバーバーグディッシュ(レギュラー)」が、今年は1570円と約10%値上げされているのだ。
「『ガリバーバーグディッシュ(レギュラー)』に関して言えば、ガリバーフェアの第1回目となる17年には1185円で提供されていましたから、この7年で30%以上も高くなっているのです。『びっくりドンキー』は食材価格の高騰や人件費の上昇のため毎年のように値段が上がっていて、通常メニューである『レギュラーバーグディッシュ』の300gですら現在では1235円(地域により異なる)で提供されていますから、いたし方ないとは思いますが…。ガリバーメニューは価格もガリバーになったとの皮肉な声も聞こえてきます」(フードジャーナリスト)
食欲は満たされても、懐は……。
(小林洋三)