オリコンが毎年発表する「好きな女性アナウンサーランキング」で、2019年から4年連続で首位を獲得するなど、テレビ朝日の〝エース〟として君臨する弘中綾香アナウンサー。視聴率を稼ぐためにも、局としてはフル稼働してもらいたいところだが、9月7日更新のインスタグラムで「さあさあ、いよいよ産休に入ります!」と報告した。
弘中アナは22年9月、英語学習関連のベンチャー企業・プログリット代表の岡田祥吾氏との結婚を発表。23年5月に妊娠を発表していた。
出産はめでたいことだが、局としてはエースの長期離脱は痛い。一般的に出産後の産休・育休は子どもが1歳になる誕生日の前日まで。出産後、1年間は休める計算だ。しかし、中にはスピード復帰した女子アナがいた。
「20年7月29日に第1子を出産したフリーアナの小川彩佳です。同年10月19日、メインキャスターを務める『news23』(TBS系)に復帰。出産後、3カ月にも満たない期間でなぜ超スピード復帰したのか。その理由として本人はテレビのインタビューで、MCオファーの時に番組プロデューサーから『出産しても新しい視点を得て一回り大きくなって帰ってきてほしい』と言われ、そうした現場の期待に応えていきたいからと答えていましたが、他方では視聴率が芳しくないうえ、自分が長期離脱すれば番組自体が終了するのではないか、という危機感があったと見られています。また、代役を務めた同局の山本恵里伽アナの評判がよく、メインキャスターの座を奪われるという心配もあったのではないでしょうか。フリーの身である小川アナにとって、仕事を奪われるのは死活問題ですからね」(エンタメ誌記者)
弘中アナの場合はどうか。9月1日配信の「NEWSポストセブン」が、「大変だとは思いますが、弘中アナには極力早く復帰してもらえないかというのが正直なところです」というテレ朝関係者の言葉を伝えた。
「弘中アナは〝局アナ〟であり、立場は保証されています。急いで仕事に復帰する必要はありません。本人もゆっくり構えているでしょう。しかも、弘中アナはアナウンサーであることに執着はなく、数年前からドラマ制作班への異動希望を出していたとも伝えられます。これまで却下されてきたそうですが、産休・育休中に考える時間も増え、異動への気持ちがさらに強くなることも十分あり得る話です」(週刊誌記者)
どんな形になるのか、弘中アナの復帰後プランが楽しみだ。
(石田英明)