「あざとくて何が悪いの?」に“あざとくない”鈴木愛理がMC抜擢で大丈夫か

 8月27日放送の「あざとくて何が悪いの?」(テレビ朝日系)で、10月から歌手の鈴木愛理が新MCを務めることが発表された。現MCのフリーアナウンサー・田中みな実、同局・弘中綾香アナは9月いっぱいで番組を卒業する。
 
 鈴木は「ハロー!プロジェクト」のアイドルグループ・℃-ute出身。現在は歌手、女優、モデルとして活動。慶應義塾大学卒の才女でもある。

 報道によると、鈴木は新MC就任について「『大丈夫かなぁ…?』というのが第一印象でした」と最初は不安を感じていたようだが、「今はだいぶワクワク感と楽しみが増えてきています!」とコメント。自身が担当するラジオ番組では、リスナーの恋愛相談に回答するのが好きなようで、「いろんな方のディープなあざといお悩みを解決していきたいです」と抱負を語った。

“あざとさの権化”と言われた前任者に比べ、「自分のことをあざといと思ったことがない」と鈴木本人もいうように世間的にもあざといイメージはあまりない。「大丈夫かなぁ…?」と懸念する鈴木だが、8月6日放送の同番組にゲスト出演したときには“あざとい一面”をチラ見せしていた。〝浮気男との修羅場にどう対応するのが正解?〟というテーマについて、鈴木は「(相手の洗濯物を全部終えるなど)メチャクチャいい印象だけ最後に置いて、家を出るタイプです」と回答。また、浮気をされた経験は何度もあるそうだが、「人生の谷を味わうことで、よりいい人になっていける」と、ポジティブにとらえていた。

「鈴木はあざとくはないですが、ネガティブ思考をポジティブに変換する天才です。女性誌で読者の悩み相談に鈴木が答えるという企画がありました。〝忙しすぎる〟という悩みには『〝忙しい〟を〝充実〟に言い換えてみて』と答え、〝将来の夢がない〟という声には『夢がないってことは、何事にも挑戦できる余裕があるってこと』と回答。どんな悩みもポジティブに変換しました。『あざとくて〜』でも、ポジティブなあざとさを披露してくれそうです」(女性誌ライター)

 鈴木にかかれば、あざとさもポジティブになりそうだ。

(石田英明)

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