俳優の堺雅人が主演を務める7月期ドラマ「VIVANT（ヴィヴァン）」（TBS系）。7月16日に放送された初回108分スペシャルは、平均世帯視聴率11.5％（ビデオリサーチ調べ、関東地区）と2桁をマークし好調な出足となった。
同ドラマは初回放送まで詳細なストーリーや役柄は明かされず、謎のヴェールに包まれたままスタート。堺演じる商社マンの乃木は、自社で起こった誤送金問題の疑いをかけられ、130億円を取り返すべく、中央アジアのバルカ共和国へ。苦難の末、乃木は誤送金を手にしたザイールという男の居場所を突き止める。
ところが、追い詰められたザイールは乃木に「お前がヴィヴァンか？」と謎の言葉を残し、自爆を図る。間一髪のところで、俳優の阿部寛演じる公安部の野崎が乃木を救ったが、果たして130億円を取り戻せるのか。「ヴィヴァン」とは誰なのか。第2話以降も見逃せない展開となった。
劇中でも説明されたが、「VIVANT」はフランス語で「生きている」「生命のある」「活気のある」という意味だが、それが乃木を指す言葉なのかはわからない。
謎を極めるヴィヴァンの正体だが、ドラマHPではオリジナルグッズを告知している。その中で人気を集めているのが公式キャラクターの〝ヴィヴァンちゃん〟だ。ヴィヴァンちゃんとは何か。それがヴィヴァンの正体なのか。
「ヴィヴァンちゃんは黒猫のようです。TBSのショッピングページによると、『エイプリフールに突然SNSを乗っ取った犯人』などと説明されています。ドラマの謎の人物・ヴィヴァンと関係があるのか、それとも全く関係がないのか、今のところ、わかりません。ネット上ではヴィヴァンちゃんが堺に激似とのコメントもあります。ヴィヴァンちゃんグッズは大人気で、マスコットキーホルダーが一時売り切れになりました」（テレビ誌ライター）
「VIVANT」も〝ヴィヴァンちゃん〟も大人気で、TBSは笑いが止まらない？
（石田英明）
