河野大臣は「Twitter」から乗り換え示唆…「Threads」登録者7000万人超えでも不都合な真実

 河野太郎デジタル大臣は7日、「Twitter」が使いづらくなったとして、Meta社が6日から提供を開始した「Threads」のアカウントを開設したことを明らかにした。Threadsは最近トラブルの多いTwitterの代替えSNSとして注目が集まっていて、リリース後2日間で7000万人のユーザーが登録するなど大きな反響を呼んでいるが、本当にTwitterより優れているのだろうか?

「河野大臣はエゴサの鬼として知られるTwitter愛好家で、260万人以上のフォロワーを持っています。しかし、Twitterは使いづらくなっている上に『イーロンに電話が繋がらない』ことから、Threadsのアカウントを作成したと報告。現在、TwitterとThreadsのアカウントを併用していて、どちらにも同じ内容の投稿をしています」(ネットライター)

 Twitterは告知なしに閲覧数の制限を設けるなど、イーロン・マスク氏が買収して以降、度重なる仕様変更によって混乱が起きていて、Meta社はその混乱に乗じてThreadsを当初の予定より繰り上げてサービスを開始した。ThreadsはTwitterから提訴の警告を受けるほどそっくりで、乗り換えるにはまさに最適なSNSにも思えるが…。

「ただ、Threadsにはデメリットも少なくありません。まずは、Instagramのアカウントがないと利用できず、基本的にThreadsをはじめるとInstagramのアカウントの存在がバレてしまうことになります。他にも、検索機能ではアカウントしか探すことが出来ず、現時点でパソコンからは閲覧することしかできませんし、タイムラインにはオススメの投稿が表示されていて、フォローしたアカウントのみの表示はできないなどTwitterに比べて使いづらい部分も少なくありません」(ITジャーナリスト)

 さらに、一番の問題は個人情報の取り扱いにあるという。

「Threadsは膨大な個人情報を収集していて、収集可能なユーザーデータをほぼすべて吸い上げています。そのため、EUではプライバシー問題でまだリリースすることができないほど。しかも、Threadsはアカウントを削除しようとしても、完全に削除するためにはInstagramのアカウントごと削除しなければならないのです」(同)

 Threadsにも色々と問題はありそうだ。

(小林洋三)

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