また2軍行き…ヤクルト山田哲人「いずれは監督に」の声が消滅した打撃と素行の「下半身問題」

 またまたケガに見舞われた。ヤクルトスワローズの山田哲人内野手が右足を痛めたとみられ、7月3日に出場選手登録を抹消されたのだ。4月にも下半身のコンディション不良で登録を抹消されているため、今季2度目の2軍行き。キャプテンとしてチームを引っ張る立場で、今季は56試合で打率2割3分4厘、9本塁打、25打点と低迷している。

 トリプルスリー3度の実績を持ち、2020年に7年総額35億円プラス出来高払いの契約を結んでいるが、近年は衰えが囁かれているのだ。スポーツ紙デスクが解説する。

「勤続疲労もあり、最近は下半身に力が入らず、前のめりなスイングになって泳がされているシーンが多く見られます。打ちたい気持ちが先を行き、引き付けないままスイングしているため、打球が飛びません。体重を乗せて飛ばせるよう、足腰をもう一度、鍛え直す必要がありますよ」

 ケガとともに先般は、女性トラブルも報じられた。6月に「アテンダー」なる人物を介して知り合った女性を、性欲のはけ口にしていたというものだ。自宅の室内や寝顔写真まで掲載される事態となった。スポーツライターが言う。

「山田は『ミスタースワローズ』と言われ、将来の幹部候補のひとりとして期待されていましたが、素行不良や今年のスキャンダルもあって、候補からは後退しています。プライベートの問題が禍根を残し『いずれは監督に』という声も消えてしまいました」

 数々の偉業を達成してきた大打者だけに、前人未到の4度目のトリプルスリーに向けて、復活してもらいたいのだが。

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