落ち目の月9が王道回帰、見どころは「ピッチピチの森七菜」という“男女8人恋物語”

 フジテレビは5月17日、女優の森七菜と俳優の間宮祥太朗が7月期の月9ドラマ「真夏のシンデレラ」(同局系)でW主演することを発表した。

 ドラマ公式HPによると、同作は「〝この夏、一番の恋の予感〟。真夏の海が舞台の男女8人恋愛群像劇!」とのこと。若い男女8人の恋物語で、森が演じるのは、男勝りでサバサバした性格のサップ(SUP=スタンドアップパドルボード)のインストラクター。間宮演じる優等生タイプのサラリーマンとの恋愛劇が展開されそうだ。

 ネット上では《ひっさびさにThe月9!!みたいなやつきて嬉しい》《王道のラブストーリー楽しみすぎる》《待ってたこういうの》という期待の声がある一方、《設定がひと昔前》《今さら複数男女の恋愛ドラマもどうかと思うけど》《展開が簡単に想像できる》《皆さん、見たいですか》など、散々な意見も。複数男女の恋模様を描くということで、中には1980年代に高視聴率を叩き出した「男女7人夏物語」(TBS系)を連想した人もいた。

 現在放送中の月9ドラマは俳優の木村拓哉主演の「風間公親-教場0-」。初回から2話までは平均世帯視聴率2ケタを記録したが、右肩下がりの状態。5月15日放送の第6話は8.3%だった(ビデオリサーチ調べ、関東地区。以下同)。月9といえば、フジの看板ドラマ枠。全話平均世帯視聴率は、22年1月期の「ミステリと言う勿れ」が2ケタを記録して以降、1ケタ台が続いている。「教場0」がコケた場合、もう失敗は許されない。

「頼みの綱は、21歳ながら大人の魅力を放つ森です。5月5日に更新されたスタッフによる公式インスタグラムでは、白のノースリーブを着て微笑む表情の写真を投稿。《色気すごい》《ハッとする美しさ》《おとな!》などと絶賛するコメントが殺到しました。また、一部ファンの間では森に〝着やせ〟説が根強くあります。ネット上にも、森のバストに注目するサイトが複数あり、ファンの関心の高さがうかがえます。『真夏のシンデレラ』で森が演じるのはサップのインストラクラー。Tシャツに短パンのピチピチした格好も楽しみですが、水着やラッシュガードなどボディラインがわかる服装で、サップの指導をするシーンはバストを検証するにはもってこいでしょう」(テレビ誌ライター)

 下馬評を覆すドラマの出来と、森の演技に注目したい。

(石田英明)

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