「サッポロ一番」新CMで森七菜が「母子家庭」告白の波紋

 女優・森七菜が出演するサッポロ一番の新CM「ずっと好きだったんだぜ。」の放送がスタートした。CMでは、森が斉藤和義のヒット曲「ずっと好きだった」のアレンジを口ずさみながらサッポロ一番「みそラーメン」をおいしそうに頬張る姿が映し出される。

 森は4月18日に行われた新CMの発表会で「母子家庭なので、弟とお留守番をしていることが多かったんです。切ないな、寂しいなという時、お昼ご飯に弟に食べさせてあげたら満足してくれた。弟が寂しさを満たしてくれた思い出の品でもあったので、お話を頂けてうれしかったです」と思い出のエピソードを披露したが、この告白が波紋を広げているという。芸能ライターが語る。

「近年、芸能人が幼少期の貧乏エピソードを披露し、同情を買うシーンが物議をかもしていますが、森もご多分に漏れず子どもの頃に掘っ立て小屋のような家に住んでいたことを明かしています。確かにサッポロ一番はリーズナブルな価格で人気の商品ですが、あたかも母子家庭では必須の商品のように紹介したことで、一部の母子家庭からは『やめてほしい』と反発の声が上がっています」

 さらにサッポロ一番ファンをイラつかせたのは、森の「ほぼ初塩です」というコメントだ。グルメライターが解説する。

「実はサッポロ一番の中で1番人気は圧倒的に『塩ラーメン』なんです。今回のCMでは木梨憲武が塩ラーメン好きのため、森は味噌を担当したようですが、幼少期から昼に弟と食べていたというのに、塩を食べたことがないというのはあまりにも“にわか”すぎる。『商品への愛が足りない』とサッポロ一番好きから反感を買ってしまったようです」

 タレントがCMに起用される際、多くは商品にまつわるエピソードが紹介されるが、どうやら森の幼少期の話はイマイチファンウケしなかったようだ。

(ケン高田)

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