「神宮バブル」に沸くヤクルト「地方主催試合を縮小」でナイン負担増の本末転倒

 シーズン開幕当初はセ・リーグ首位に立つも16日時点で借金2、リーグ4位に甘んじるヤクルトが〝神宮バブル〟に酔いしれている。

 昨年、一昨年と2年連続リーグ優勝を成し遂げた成果は大きく、今年は年明けから年間指定席の売り上げが好調だった。

「そのため球団は例年よりも地方での主催試合を大幅に縮小。秋季キャンプで世話になっている松山坊っちゃんスタジアムで4月に1試合、静岡県営草薙球場で5月に1試合の計2試合だけに絞り、秋田での東北シリーズは見送りました」(球団関係者)

 ところが1試合ずつにしたため前後の移動はタイトに。4月16日、広島でカープ戦を終えるとチームは翌日、高速船に乗り松山入り。18日に試合をこなし19日には飛行機で帰京した。

 5月16日に巨人を迎えての静岡決戦も、前日にナインは新幹線で移動。試合を終えて17日午前には東京にとんぼ返りし、午後2時から全体練習をこなした。

「関係者からは『あまりに落ち着きがないスケジュール。これならせめて2試合はやらないと大変だよ』との指摘もある」(球団OB)

 儲けを優先させた結果、ナインへの負担が増大しては本末転倒だろう。

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