たかまつなな「三浦瑠麗の後継者」の声に猛反論も、田原総一郎氏の評価は…?

 お笑いジャーナリストで時事YouTuberのたかまつななが、2月24日深夜に放送された「朝まで生テレビ」(テレビ朝日系)に出演。「三浦瑠麗の後継者はたかまつななか?」と、SNS上で話題になっている。

「この日のテーマは“激論!ド〜する?!原発とエネルギー危機”。ウクライナ戦争に端を発した世界のエネルギー危機のさなか、エネルギー政策を大きく転換させた岸田政権ですが、福島第一原発の事故の教訓は生かされているのか。そうした問題を中心に議論が行われました」(週刊誌デスク)

 たかまつは番組開始直前にツイッターを更新。「昨年スウェーデンで取材したグレタさんや若者の気候変動危機意識についてなどお話ししたいと思っています」と、意気込みを明かしている。

 ところが、放送中の視聴者の反応はいまひとつで、ネット上には《たかまつなな、主張してることはわかるけど、具体案を聞かれると大したこと言えてないし、まだまだ勉強しないとだな》《福島の風評被害を汚染水処理のメディアの伝え方のせいにしてたが、キッチリ反論されていた》《まだまだ言いたい事を満足に言えてない。議論の進め方も勉強しないと》《たかまつななは三浦瑠麗の後釜?まだ力不足では》《討論においてはまだ三浦瑠麗のほうが上手いかな。三浦さんが良いというわけではないけど》といった意見が上がっている。

 こうした反応に対し、たかまつは「朝生に出演し、たかまつななの名前がTwitterのトレンド入りしたようで、色んなご意見を拝見しました。右でもなく左でもなく、次世代の子供たちのためを発言することの難しさを感じています。どちらのポジションでもない私は、どちらからも叩かれます。これからも取材を重ねて、頑張りたいと思います」とツイート。

 さらには「原発・エネルギーの問題を論じるとポジショントークになるから難しい」と討議の難しさも感じたようだ。

 しかし、一部から“三浦瑠麗の後継者”と決めつけられたことに対しては「何をもとに言ってるんでしょうか。昨年三浦さんと私は、朝まで生テレビで何度も共演しています。私は若者の政治参加が専門で、私は世界、日本を取材で回って、若者の声を届けるジャーナリストです。三浦さんは違います」と反論している。

「番組放送中から、『たかまつさんは三浦瑠麗の後釜なのか?』といったコメントがSNS上に数多くあがっていました。国際政治学者の三浦さんは近年毎回のように『朝生』に出演。司会の田原総一郎さんの信頼も厚かったようで、議論に困った時は三浦さんに話を振る場面も多々ありました。そんな三浦さんでしたが、夫の投資会社のトラブルが元で番組出演は先月に続いて見送り。若手女性ジャーナリストのたかまつさんが、三浦さんのポジションを担うと視聴者が考えるのも自然なことでしょう」(WEBメディア記者)

 たかまつ自身は、三浦氏と自分は専門も違うし、自分が後継者のわけがないと主張しているが、田原氏の右腕的なポジションとして、番組が嘱望していても何ら不思議ではない。

「放送後、田原氏はたかまつさんに対し『ありがとうございました!たかまつさんはこれからの日本を背負っていく人だから期待してる』とツイートしていますが、田原氏が今回の出演者に引用リツイートしたのはたかまつさんだけ。レギュラーパネリストとして見込んでいる証拠なのでは」(前出・記者)

 果たして彼女は“朝生レギュラー”の座を獲得し、三浦氏のようにニラみを利かせられるであろうか。

(石見剣)

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