「素人には理解できない」関口宏の嘆きにスケート解説者「私もわからない」

 ポーランドで行われたスピードスケートのワールドカップ最終戦、女子マススタートで堀川桃香選手が初勝利を飾ったのは2月19日のこと。これを受けて堀川選手は3月に行われる世界選手権への切符をつかんだ。
 
 2月26日放送の「サンデーモーニング」(TBS系)のスポーツコーナーでレースの模様を振り返ったものの、“ご意見番”として登場した長野五輪銅メダリストの岡崎朋美氏が解説に行き詰まるシーンが見られた。

 堀川選手の優勝シーンを伝えた後、「あっぱれ」を献上した岡崎氏。司会の関口宏から「あれ、マススタートって、まだルールが私なんかよくわかってないんだけど、なんなんですか?」と聞かれると、岡崎氏は「16周でトップに、1位になればもう1位なんですけど。ただポイントっていうのが途中途中、4回くらいあるんですけど、4周すべってポイント…。あのう、全部ね、順位でやると、わかんないんでポイント制で。集計的に。あの、トータルで、どんでん返しっていうのがあるんですけど」と返答。
 
 いまいち内容が理解できないのか、関口は「でも、最後は1番で入ればいいわけでしょ?」と尋ね、岡崎氏は「そうです。3位以内…3番の人たちはトップで入らなければ3番に入らないんですけど…なかなか、はい。難しいんですよ」とコメント。関口は「わかんねぇな〜」と首をかしげていたが、SNSでも《岡崎さん、マススタートの説明がぜんぜんできていない》《わかりにくすぎる》《岡崎さんの解説に喝だよ!》などと岡崎氏の解説を疑問視する声が多く寄せられていた。
 
 岡崎氏はマススタートという競技について、「昔は…私の時はなかったんで」と語っていたが、その後、話題は同ワールドカップのスピードスケート1000メートルで3位に入り、総合優勝となった髙木美帆選手に移った。

 関口は「この大会は銅なんだけど、ポイント制で優勝した」と振り返り、岡崎氏は「ワールドカップ、5、6戦あるんですね。ポイント制で1から12位くらいまであるので。そのポイントで合算するんですよ」としたうえで、「トップの人はみなさん固まっているので、どんでん返しはないんですけど」と説明した。これに関口は「難しいこれ、素人にはなかなか理解できない」と述べて、岡崎氏も「私もいまいちわからない時もあるんで」と苦笑いしていた。

 この日、WBCの「侍ジャパン」の話題では、“推し”であるオリックスの宇田川優希投手に「あっぱれ」を進呈した岡崎氏。次回、出演する際には“あっぱれ”なスケートの解説を期待したい。

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