クロちゃんは「人気+美女」をゲット!コンビだけじゃない「トリオ芸人格差」って?

 昨年、「水曜日のダウンタウン」(TBS系)の人気コーナー「MONSTER Love」で、同番組発のアイドルグループ・都内某所のリチ(昨年末で卒業)と、見事カップル成立し、現在は結婚に向けて真剣交際中と言われているクロちゃん。

 最近はもっぱらピンの仕事ばかりで忘れている人も多いが、彼はお笑いトリオ「安田大サーカス」の一員だ。

 しかし、同じく安田大サーカスのメンバーであるHIROは、17年に脳出血で倒れたのを機に故郷・和歌山に戻り、現在はローカルタレントとして活躍している。リーダーの団長安田も趣味の自転車を生かした仕事など、個人の活動が中心だ。3人の仲は悪くないようだが、メディアで連日報じられるのはクロちゃんの話題ばかりで「トリオ内格差」は明らかなのである。

 お笑いトリオの場合、ピンでも売れっ子になるのは1人、というケースは多い。例えば、ロバートの秋山竜次、ジャングルポケットの斉藤慎二、ハナコの岡部大に、3時のヒロインの福田麻貴、四千頭身の後藤拓実が、トリオ内では突出した活躍を見せている。そして、1人だけ売れっ子の場合、残り2人は「じゃないほうの芸人」と区別されてしまう。

「トリオとして漫才やコントのネタが優れていても、個人として評価されるのはトークやMC、リアクションの実力です。3人組だとそうしたスキルを持っているのは1人か2人。そういう意味では全員がピンでも売れっ子のネプチューンや森三中はレアケースですね」(エンタメ誌ライター)

 安田大サーカスは、所属する松竹芸能のお笑いイベントには出演するものの、揃ってテレビに出演する機会はほとんどなく、舞台でネタを披露するのは年に数回だという。クロちゃんも、かつて「エゴサーチTV」(ABEMA TV)に出演した際、「3人ではあまりやりたくないですね」と本音を明かしている。

 どうやら安田大サーカスの「トリオ内格差」は、この先も縮まりそうもないのである。

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