9月に行われる陸上世界選手権で男子100メートル、200メートルの日本代表に選出されたサニブラウン・アブデル・ハキーム選手。7月1日放送の「報道ステーション」(テレビ朝日系)では、元テニスプレーヤーの松岡修造がインタビュー。その強さの秘訣を聞き出した。
アメリカに拠点を移し、日本記録を更新してみせたサニブラウン。アメリカの大学で何を学んで、どう変わったのかを松岡が尋ねると、身振り手振りを交えて説明した。
「サニブラウンの説明によると、走っている時の手の振り方がこれまでとは全く違い、振り上げた手は顔の前あたりまで高く上げ、それに伴って振り下ろす手も後方になるとやってみせました。日本にいる頃は、手の振り方はそこまで意識はしていなかったといいます。そんな具合に見直したことの多くは陸上の基礎であったというのです」(スポーツライター)
ジェスチャーを加えながらの説明に納得していた松岡だが、実演が終わると早々にサニブラウンに座るよう促していた。
「松岡は、サニブラウンの体の威圧感に圧迫されそうだと言ったんです。松岡はサニブラウン選手と同じ身長188センチで、現役のスポーツ選手にひけをとらない体格。そんな松岡が思わず威圧されると言ってしまうほど、サニブラウンの体にはみなぎる迫力があるのだそうです」(前出・スポーツライター)
松岡をビビらせる圧力で、さらなる記録更新を期待したい。
(伊藤その子)