フジテレビの倉田大誠アナウンサーが11月9日、情報キャスターを務める情報番組「めざまし8」（同局系）に出演。意図していなかった〝ダジャレ〟を放ち、メインキャスターの俳優・谷原章介にからかわれた。
番組では、先月埼玉県草加市で起きたバイクの盗難事件を伝えた。近隣住民が撮影した盗難シーンの動画がVTRで流れたとき、倉田アナは軽トラックの「荷台には2台のバイクが積まれていた」と説明。意図せず「荷台（にだい）」と「2台（にだい）」がダジャレになってしまったのだ。
谷原はさも嬉しそうに「荷台の2台のバイクに大胆な犯行」と、倉田アナのダジャレを復唱して揶揄。倉田アナは「すみません。申し訳ございません」と申し訳なさそうに謝罪し、「荷台と2台のバイク、早く見つかってほしいです」と締めくくった。
朝の情報番組のダジャレといえば、「羽鳥慎一モーニングショー」（テレビ朝日系）で、同局の山本雪乃アナが連発していた。ダジャレを言いながら全国各地をロケしていたが、2021年10月1日に番組から卒業した日はスタジオ生出演。最後の挨拶でも「ダジャレは滑っていたけど、〝すべって〟の人に感謝いたします」とダジャレを披露した。
ちょっとした笑いを取るのに便利なダジャレ。しかし、女性視聴者には裏目に出ることもあるという。
「19年7月放送のラジオ番組『山口智充DAYS』（ニッポン放送）が、加齢とダジャレの関係について特集しました。要約すると、中年男性ほどダジャレを言う傾向があるそうです。一方、女性はダジャレが嫌いだとか。実のところ、山本アナはダジャレを考えることに苦労していたといいますから、本当は苦手だったのでしょう。男性は何かの言葉を耳にすると、その言葉と似ている言葉を連想しやすく、それがダジャレにつながるとのこと。しかし、女性は何かの言葉を聞くと、思い出や経験を連想。その言葉と似ている言葉を言われても心に響かず、むしろ毛嫌いするそうです。朝の情報番組といえば、主な視聴者は主婦層。番組内でダジャレを連発しても反感を買うだけかもしれません」（芸能記者）
偶然とはいえ、ダジャレを放ってしまった倉田アナ。今後は気をつけたほうがいいかも。
（石田英明）
