女子レスリングで5度の世界選手権優勝、オリンピック2大会連続銅メダルなど、輝かしい経歴を誇る浜口京子。引退後はタレントとして活躍し、歴史ある番組でも“大記録”を打ち立てたと話題になっている。
9月18日放送の「サンデーモーニング」(TBS系)に「ご意見番」として登場した浜口。プロ野球のコーナーでは、他の出演者の解説に耳を傾けていたが、セルビアで行われていたレスリング世界選手権に話題がうつると、しだいに浜口のテンションが上昇。日本人のメダルラッシュとなり、50キロ級の須﨑優衣選手が金メダルを獲得したシーンが流れると、「よくがんばった」と述べてから「あっぱれ、あっぱれ、あっぱれだー!」と絶叫。メダルを獲得した日本人選手の多さに触れて、「あっぱれ何連発になりますか」と話していた浜口は、その後、フィギュアスケートで史上初となる4回転半ジャンプを成功させたイリア・マリニン選手にも「あっぱれ」を献上。
浜口の“あっぱれラッシュ”は止まらない。その後、大相撲秋場所7日目の取組を振り返り、司会の関口宏は「全勝は一人だけとなっております」と述べて、北勝富士一人が全勝をキープしていることをボードで伝えた。関口が「これはどうでしょうか?京子さん」とコメントを求めると、浜口は「これはね…、みんなにあっぱれ!」と元気よく答え、「全力士にあっぱれ」と前置きしてこう続けた。
「やはり土俵の上に立つ。私もレスリングのマットの上に立つだけでもとても勇気のいることです。やっぱり闘うこと。お互いに闘うっていうのは勝ち負けがあります。やっぱり怖さだったりプレッシャーがある中、みんな闘ってます。ですから、私は尊敬してます。そういう意味もこめてあっぱれ、いきましょう」
すると関口は「もうひとつあげるんですか」と尋ねながらボードに“あっぱれ”のマークを張り
付けて困惑したように「今日あっぱれ多いなぁ」と漏らしていた。
その後、前頭3枚目の宇良が、幕内では20年ぶりとなる珍手「伝え反り」を決めた一番を紹介。ここでも浜口は「あっぱれ!」と述べ、宇良にレスリング経験があることを明かし、「レスリングのグレコローマンスタイル。まさに上半身でレスリングする」と、その経験が相撲にも活かされていると指摘した。
「浜口さんが『全力士にあっぱれ!』とコールしていましたが、日本相撲協会の公式サイトによると、幕内から十両、幕下、さらに序の口まで合わせると、力士の数は622人にのぼります。十両以上を指す関取ならまだしも、全力士となると600人超え。おそらく、『サンモニ』でここまでの大人数に『あっぱれ』が献上されたことはなかったのでは…」(テレビ誌ライター)
ネット上では浜口の番組起用に関して《カオスで面白い》《どんな話題もレスリングからめるの好き》《発言全部がポジティブ》などと好意的に受け止められている。再び日曜の朝を盛り上げてもらいたい。