ジュビロ磐田・名波浩監督が辞任で囁かれる「シャーレの呪い」とは?

 6月30日、Jリーグジュビロ磐田の名波浩監督が成績不振を理由に辞任した。元日本代表の10番でジュビロ磐田のレジェンドでもある名波は、14年9月にJ2にいたジュビロ磐田の監督に就任。翌年にJ2で2位になりJ1復帰に導いている。

 16年からはJ1で戦い、13位、6位、16位という結果。昨年はJ1参入プレーオフで東京ヴェルディ1969に勝ち、かろうじてJ1残留を勝ち取った。今年は第17節を終えて最下位と低迷している。

「一応、辞任ということになっていますが、実質は解任でしょう。クラブがレジェンドである名波に配慮したのだと思われます。ですが、名波監督ひとりの責任にはできません。低迷している理由は戦力を揃えられなかったチームにもあります」(スポーツ紙記者)

 将来を嘱望された元日本代表は、指導者としてのキャリアをひとまず終えることとなった。これに対して「シャーレの呪いではないか」という声が上がっている。

 名波は監督に就任する前の14年に、ジュビロの試合でテレビの解説を担当。この時にJ2の優勝とJ1昇格について実況アナから聞かれると「(J2の優勝で)シャーレみたいのもらえるじゃないですか。俺はあんなの飾ってほしくないね。サポーターにオークションか何かで売っちゃってほしい」と言い放った。

「J2優勝をバカにするかのような物言いが問題になりました。名波にしてみれば、『ジュビロ磐田はJ2にいるようなチームではない』との思いから、この発言になったのでしょう。名波はこの年の9月から前任者に代わってチームの指揮を執ったものの、優勝どころか4位に終わりプレーオフでも破れてJ1昇格を逃しています。翌年も優勝はできず、2位でなんとかJ1に復帰したのです」(スポーツライター)

 この発言から名波は、一部のサッカーファンから「シャーレ名波」と呼ばれることに。今回の監督辞任もこのシャーレの呪いではないかと言われているわけだ。

 左足から繰り出されるパスで、日本代表の未来を何度も切り開いた名波浩。自身の指導者としての道も切り開いてほしいものだ。

スポーツ