濃厚接触で「スッキリ」欠席が続く加藤浩次、それでも伝染らない用意周到

 お笑いコンビ・極楽とんぼの加藤浩次が9月5日、MCを務める「スッキリ」(日本テレビ系)を欠席した。マネージャーが新型コロナウイルスに感染し、加藤が濃厚接触者となったのが理由。同局の森圭介アナも、同様の理由で欠席した。

 番組冒頭、同局の岩田絵里奈アナが「加藤さんのマネージャーが新型コロナウイルス陽性になったため、加藤さんと森アナウンサーが濃厚接触者となりました。待機期間に従い、お休みとなります」と説明した。森アナはその日の検査で陽性が判明している。

 加藤は家族が新型コロナウイルスに感染し、自身が濃厚接触者となったため、8月29日から31日まで同番組を欠席。9月1日から復帰したばかりだったが、またしても濃厚接触者となってしまった。

 濃厚接触者の待機期間は、感染者と最後に接触があった日の翌日から原則5日間。ただ、無症状で2日目および3日目の抗原定性検査キットで陰性が確認された場合は3日目から解除が可能となる。検査で陰性が証明され、早期の復帰が望まれるが、短期間に2度も濃厚接触者になるとは‥‥。

 感染者と接しても、お互いにマスク着用で1メートルの距離を取れば、濃厚接触に該当しない。ただし、家族がかかってしまうと、いくら気をつけていても感染防止することは難しいとされる。家庭内クラスターが多いのはそのためだ。だが、タレントと現場マネージャーは家族以上に接触時間が長いとも言える。加藤が濃厚接触者になるのは当然だ。

「2020年3月2日放送の同番組では、加藤はマスクの着用について『(自分の)予防じゃない。人に感染させるリスクを減らしたいからつけている』と語っていました。当然、マネージャーと会うときもマスクをつけていたと思われます。残念ながらマネージャーはコロナに感染してしまいましたが、加藤本人はこれまで通りの用意周到さで感染を逃れるのではないでしょうか」(芸能記者)

 番組でコロナに警鐘を鳴らしている加藤だけに、何とか今度も逃げきってほしいものだ。

(石田英明)

エンタメ