あの「フーターズ」が少年チームのスポンサーに!? 胸見せウエイトレスとの写真が大バズリするも…

 白いタンクトップにオレンジの短パンという肌見せ度の高いユニフォームを着たウエートレスがいることで知られるレストラン「フーターズ」が、英ノッティンガムにあるサッカーのジュニチーム「バートン・ジョイスFC」とスポンサー契約を結んだことが物議を醸している。

「フーターズノッティンガム店は9月1日、Facebookにフーターズのロゴが入ったユニフォームを着る少年たちとジャージ姿のウエートレスが一緒に収まった写真を掲載し、同店が10歳未満のカテゴリーのサッカーチームをスポンサードすることを明らかにしました。地域貢献のためといいますが、ジャージ姿のウエートレスの1人はジッパーを胸近くまで開けていて、胸元が見える状態になっていたのです」(ネットライター)

 この投稿がイギリス国内で波紋を呼び、《フーターズが少年サッカーのスポンサーになることが本当に適切だろうか》《フーターズもフーターズだが、スポンサーを許可した少年チームも理解できない》など批判が殺到。一方で《少年サッカーのチーム運営は本当に厳しい状況にあるから、どこだろうがスポンサードしてくれるところがあるなら本当にありがたい》と擁護する意見も見られたが、結局はイングランドサッカー連盟(FA)による「18歳未満の選手がいる場合、ユニフォームに連盟が不適切と判断したものは使用できない」との規定によって、フーターズのスポンサーは却下されてしまったのだった。

「フーターズは昨年11月、新コスチュームがあまりに過激すぎるとして、ウエートレスが自ら新コスチュームを着てTikTokに抗議の動画をアップしたことが大きな話題となりました。抗議を受けてフーターズは旧コスチュームと新コスチュームの好きな方を選んで着用できるようにしましたが、ネット上では《フーターズとウエートレスが協力して行った宣伝戦略では?》などと囁かれていたのです。そんな経緯からの、今回の少年サッカーチームへのスポンサードですが、フーターズは最初から規定によって却下されるのは分かっていたのではないでしょうか。それでも、ロゴ入りユニフォームを着た少年たちとウエートレスの写真が大バズリしていますから、大いに店の宣伝になったことだと思います」(ITジャーナリスト)

フーターズ側にも下心があったのかもしれない。

(小林洋三)

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