フジテレビ「イット!」の年金特集に櫻坂ファンがザワつく「あのパン屋が…」

 8月20日に開催された野外ライブイベント「W−KEYAKI FES. 2022」でメンバー2人の卒業セレモニーを行った櫻坂46。会場は山梨県の富士急ハイランドコニファーフォレスト。くしくもその5日前、フジテレビの情報番組で同じ山梨県のとあるパン屋が取り上げられ、ファンをザワつかせていたという。

 8月15日放送の「Live News イット!」の名物コーナー「しらべてみたら」で取り上げたのはリアルな年金生活。年金受給者に「今いくらもらってますか?」と声をかけて、実際の生活ぶりを追った。
 
 受給額は人によってバラバラで、「月に約6万円」と言う女性もいれば、夫婦で「約23万円」というケースも。ある70代の女性が受け取っている年金額は約15万円。平均と比べてもそれほど低い額ではないが、「本当に困ってます」とコメント。怪しい投資話に騙されて、3000万円を失い、現在は税金の支払いを猶予してもらっているという。
 
「今回の年金特集はSNSでも話題になり、若者世代からも《俺の給与よりもらってるのに年金少ないとか勘弁》《年金生活って大変なんだな…生きてくのがつらくなった》などなど様々な声があがっていました。衝撃的だったのは、懐中電灯で暮らしている70代の一人暮らしの女性。電気もガスも使わずに、夜は懐中電灯の明かりだけで生活していました」(テレビウォッチャー)

 特集の終盤で取り上げたのが、5年前に東京から山梨県に移住してきたという71歳のパン職人の男性。1カ月の年金受給額は約17万5000円。移住先でもパン屋を経営しており、「家賃が下がった分、小麦など、他の原材料にお金をかけています」と移住のメリットを語った。また、売上は東京にいた頃よりもかなり下がったものの、「心の充足感というのはくらべものにならない」と語っていたが…。ネットでは《あのパン屋さんだ!》《どこかで見たと思ったら…》といった指摘が相次いでいた。

「番組で紹介された山梨県のパン屋ですが、櫻坂46の前身である欅坂46とのちょっとした“因縁”でファンには知られた存在です。20年4月に放送された冠バラエティーの企画で、メンバー2人がパン屋に弟子入りしたのですが、パン職人の男性に『なんで返事しないんだ!』『返事は基本!』などと厳しく叱責されたのです。もっとも、多くの視聴者は厳しい態度をとるパン職人の男性に理解を示していましたが、一部のファンが暴走して、口コミサイトに悪評を書き込むなど、ちょっとした炎上騒動に発展。アイドルのメンバーが修行するほど美味しいパン屋として知られていますが、まさか年金特集で取り上げられるとは意外でした」(アイドルライター)

 パン職人の男性は年金を受給しながらも、店では百万円単位の売上があると語っていた。年金特集ではなく、グルメ特集で取り上げてほしい。

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