シーズンは後半戦に突入、ペナントの行方もさることながら、阪神は矢野燿大監督が今季限りの退任を発表しているだけに、次期監督が気になる虎ファンも多いことだろう。
そんな中、7月28日に元中日・川上憲伸氏のYouTubeチャンネル〈川上憲伸カットボールチャンネル〉に出演したのは、ダイエー、日ハム、阪神、楽天とセ・パ4球団を渡り歩き、阪神時代には最多勝利のタイトルも獲得した左腕・下柳剛氏だった。
その場で下柳氏は、阪神の次期監督に言及したのである。
「最近、会うと機嫌がいいけどなあ…」
下柳氏そうがポロっと漏らしたのは、06年に阪神をリーグ優勝に導いた元監督の岡田彰布氏のこと。機嫌がいいとはつまり、再登板が水面下で決まっているということか? しかし、こうもつけ加えるのだ。
「オレ的には、若い監督がずっと続いてるから年齢もちょっと若い、阪神の事情も良く知ってて、パ・リーグ行って2軍監督もバッティングコーチもヘッドコーチもした今岡あたりをもってくるのが、いいんじゃないかなあ、って思うんだけどね…」
今岡真訪（まこと）氏といえば、現役時代には首位打者と打点王を獲得、昨年の11月までロッテの1軍ヘッドコーチを務めていた。確かに監督の資格は十分である。だが…、
「どうせなら掛布さんにやらしたらいいんじゃない？ 掛布さん、まだ1回も1軍の監督やってないよね？ ファンもめちゃめちゃ喜ぶよね」
ついにはミスタータイガースこと、掛布雅之氏の名前も挙げたのだった。
いずれ明かされる次期監督はこの3人から選出されるのか…。
（所ひで／ユーチューブライター）
