「大阪王将」ナメクジ騒動のトバッチリで王将ファンが取った行動とは

 多くの中華屋ファンの背筋を凍らせた、大手中華料理チェーン「大阪王将」のフランチャイズ「仙台中田店」の“ナメクジ大量発生”騒動。

 同店で店員をしていた男性が、店内にナメクジが大量発生するなど不衛生な状態だったとツイッターに投稿したことで拡散。ナメクジ問題を店長にLINEで伝えると「ザルにもいるから気をつけて」と返信があるなど、こうしたやり取りの画像も公開されたものだから、大阪王将を普段づかいしている人たちから悲鳴のようなコメントが、まさしくナメクジばりに大量発生。大阪王将はホームページで騒動になったことを謝罪するとともに、仙台市内にある2店舗を休業して事実関係の調査と、保健所の立ち入り検査を明らかにしていた。
 
「結局、ナメクジとそ族(ねずみ)昆虫は見つからなかったものの、外部からの侵入があったとして指導されたとのこと。ところが後日、保健所の立ち入り検査前に慌てて清掃している状況が一般人のツイートにより発覚。元店員がゴキブリの住みかとバラした洗濯機がビニールをかけられて外に出されるなど、“応急処置”があっさりとバラされて、今のところ汚名返上とはなっていないようです」(週刊誌記者)

 ほかにも衛生面に問題が数々あったということで、騒動を起こした店が批判を受けるのは仕方ないにしても、今やブーイングの声は「大阪王将」全体に広がり、またトバッチリに近い被害報告も‥‥。

「やはりというか、同じく中華料理チェーンの『餃子の王将』と混同する人が続出しているようです。SNSにも『げ、昨日王将行ったんだけど…』『王将の天津飯にナメクジが?』など、両チェーンの区別をせずに投稿する人が目立ちました。一方で、『大阪王将と餃子の王将はまったく違う店です』『餃子の王将にナメクジは出ません』と王将ファンからの火消しコメントも散見されます」(同)

 今回のナメクジ騒動でわかったのは、外食チェーンは常にこうした告発リスクを抱えているということ。コロナ禍や原材料の値上げで業界全体が苦しむ中、ひとつの投稿が命取りとならぬよう、お店はいま一度、衛生管理を徹底してほしい。

(山田ここ)

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