「ナメクジ大量発生してます」人気中華チェーンの元社員が不衛生な厨房を暴露

 中華料理チェーン「大阪王将」の宮城県にある店舗について、非衛生的な営業実態が暴露され、ネット上で大きな話題となっている。

 7月24日、大阪王将の元社員だというユーザーがTwitter上にある画像を投稿した。画像は店長とのLINEのやり取りをスクリーンショットしたもので、投稿主が「ナメクジ大量発生してます」と、ナメクジの這う厨房の写真と共にLINEを送信すると、店長からは「ザルにもいるから気をつけて」と返信されたやり取りが残されていた。

 投稿主は同店の衛生実態について「大きな冷蔵庫の扉と扉の隙間にナメクジ大量にいる」「あまりにもゴキブリが出過ぎて誰も反応しなくなる」「みんなろくに消毒もせずにキッチンに入ってそのまま料理作るからナメクジの本当にやばい寄生虫とかわんさか料理についてるやろな」「たまごを割るのにでっかい鍋みたいなの使ってるんやけどよくナメクジが中にいる」「野生の野良猫を飼っててみんな普通に抱っこしたりしてたしそのまま料理作ってた」などと告発ツイートを連投。一連のツイートは拡散され、ネット上では同店に対する批判のコメントが続発、炎上中だ。

 さらに、投稿主は衛生問題だけでなく、「こんなクソみたいな仕事をなんで年休43日でやらなきゃいかんのや」「衛生検査の前に店長はほぼ何もせずワイとワイが呼んだバイトだけで前日の0時まで掃除しました」「不信感に繋がったのは給料の未払いと店長の虚言癖だよね」とブラックな労働実態も暴露。投稿主は、退職届を置いて大阪王将から脱走したと綴っている。

 告発内容の真偽は現在のところ不明だが、これに対し株式会社大阪王将は「フランチャイズ店舗に関する一連の書き込みに関しまして」と題する文書を発表。事実関係について「保健所とも連携の上、検査および調査中」であること。また、調査結果と今後の対応については「速やかに大阪王将公式ホームページ上にて、あらためて情報発信いたします」としている。

 大阪王将といえば、ふっくらとした厚みのあるたまごが特徴の「ふわとろ天津飯」シリーズを人気メニューとして打ち出しているが、投稿主が告発した内容が本当だとしたら大問題ではないだろうか。本社による調査結果の報告を待ちたい。

(浜野ふみ)

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